筋肉痛になったとき、思ったよりも長く痛みが続いて困ったことはない? その治りが遅いのは、日々の食生活や習慣が原因かも。筋肉痛の治りを邪魔する、3つのNG行為をご紹介。(フロントロウ編集部)

筋肉痛がいつまでも治らないのはなぜ?

 筋トレなどの運動後に起こる筋肉痛は、ある意味頑張った証でもあるけれど、厄介なのがなかなか治らないとき。何日も筋肉痛が続いて階段の上り下りなどの日常での動作がキツいと、なんでまだ治らないの…?とヤキモキすることも。

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 そんなときに見直したいのが、日々の習慣や食生活。基本的に筋肉痛が起こってから治るまでの期間には個人差があるものの、さまざまな習慣や食生活が筋肉の回復を邪魔していることが多いという。

 筋肉痛を早く治したいなら避けたい、NG行為をチェック。

たんぱく質不足

画像: たんぱく質不足

 筋肉痛の治りを遅くするもっとも多い原因と言われているのが、たんぱく質不足。ペンシルベニア州を拠点にパーソナルトレーナーとして活動するダニエル・ブブニス氏は、「たんぱく質が不足していると、筋肉の損傷の修復が遅くなります」と米Healthlineで説明。

 運動することで筋肉繊維を構成するたんぱく質が損傷するため、積極的にたんぱく質を取り入れて補うことが大事なのだという。ちなみに運動後だけでなく、運動前にも適度にたんぱく質を摂っておくことで、筋肉痛がひどくなるのを避ける効果もあるそう。

 またそれだけでなく、栄養バランスの取れた食事をすることも重要。加工食品の摂りすぎを避け、栄養豊富な野菜や果物を積極的に取り入れることで、筋肉の回復を早めることができるそう。

睡眠不足

画像: 睡眠不足

 十分な睡眠時間が取れていないことも、筋肉痛の治りを遅くするNG行為。筋肉の損傷は寝ている間に回復するため、この休息の時間が十分に確保できていないと、痛みが長く続いてしまうという。

 そのため筋肉痛が辛いときには、いつもよりも長く寝ることが大事。ちなみにプロのアスリートには、平均で10時間以上寝ている人が多いと言われている。さらに筋肉痛の治りについての悩みがなかったとしても、睡眠時間が極端に短いと筋トレなどの効果は出にくくなるため、激しい運動をするなら睡眠時間を見直してみるのもよさそう。

喫煙&飲酒

画像: 喫煙&飲酒

 喫煙や飲酒といった習慣も筋肉痛を長引かせるため、できるだけ避けたい行為。

 ブブニス氏によるとアルコールには、運動後に不足する筋肉内のグリコーゲンの補充を邪魔する働きがあるという。また喫煙は、筋骨格系に悪影響を及ぼすことがあるのだとか。筋肉痛を早く治したいなら、なるべく控えるよう意識してみて。

 ちなみに運動前後のマッサージやストレッチ、筋膜リリースなどには、筋肉痛を軽減する効果が期待できるため、事前に取り入れておくこともオススメだそう。(フロントロウ編集部)

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