ダヴ・キャメロンがMTV VMAの新人賞を受賞
現地時間8月28日に(日本時間8月29日)に米・ニュージャージーのプルデンシャル・センター(ザ・ロック)で今年のMTVビデオ・ミュージック・アワード(MTV VMA)が開催されて、ディズニー・チャンネルのテレビ映画『ディセンダント』シリーズでも知られる俳優/シンガーソングライターのダヴ・キャメロンが、最優秀新人賞を受賞した。
現在シンガーとしての待望のデビューアルバムに取り掛かっていると見られるダヴは今回、マネスキンやゲイル、SEVENTEEN、ベイビー・キーム、ラトーをしのいで新人賞を受賞。2020年にバイセクシャルであることをカミングアウトしたダヴは、今年に入ってからリリースした、初めてクィアの恋愛をテーマにしたシングル「Boyfriend」がキャリア最大のヒットを記録し、シンガーとして本格的にブレイクの兆しを見せていた。
そんなダヴは今回、プレゼンターを務めたアヴリル・ラヴィーンから新人賞のトロフィーを受け取ると、「本当にありがとうございます。とても驚いていますし、胸がいっぱいです。自分が崇拝しているたくさんのアーティストの方々と一緒にここにいられることが信じられません。ここには私がずっと大好きだったアーティストの方々が集まっているのですから」と、MTV VMAの授賞式に出席できたことへの喜びを語った。
「この1年は私にとって激動の1年でした。皆さんのおかげという以外に、説明のしようがありませんし、自分でもそう思っています」と続けたダヴは、この新人賞はクィアの若者たちに捧げたいとして、次のように呼びかけた。
「この賞は、ありのままの自分らしさを存分に感じられる居場所がないと感じている、世の中にいるすべてのクィアの若者たちに捧げたいです。ものすごくクィアな曲をメインストリームのラジオでかけて下さり、ありがとうございます。人としても、アーティストとしても私のことをサポートしてくれてありがとうございます。皆さんにも、同じ特権が与えられることを願っています」。
ダヴは授賞式で、「Boyfriend」と最新シングル「Breakfast」のメドレーも披露した。
(フロントロウ編集部)