秋冬メイクといえば、こっくり深みのある「ダークリップ」が大人気。一方で、濃い色のリップは少しにじむだけで悪目立ちやすく、せっかくのリップメイクが台無しになることも…。そんなリップのヨレやにじみを予防するメイクのコツを海外のプロが伝授。(フロントロウ編集部)

リップラインがにじむ理由とは?

 メイクアップアーティストのシア・マンダレロによると、リップラインがにじんでしまう原因のひとつは、口紅やリキッドルージュに含まれている「油分」。

画像: リップラインがにじむ理由とは?

 とくに保湿力の高いリップコスメには油分が多く含まれており、その油分が色素とともに唇の縦ジワに沿って流れることで、唇の周りに色がついてしまうのだと米Flareで説明。

 これらのリップラインのにじみは、肌なじみの良いベージュやピンクなどのリップカラーならそれほど気にならないが、ボルドーやブラウンなどの“濃い色”のリップは、少しにじむだけで悪目立ちするため、塗る前に下準備をする必要があるという。

 そこで、今回は深みのあるダークリップの気になるヨレやにじみを防いで、キレイな発色を長時間キープさせるメイクのコツをご紹介。

1.リップスクラブで余分な角質を落とす

 シアいわく、リップラインのヨレやにじみを防いで、キレイに発色させるためには、まず唇の余分な角質を落とすことが第一優先。

 シアは「(荒れた唇は)口紅が引っかかったり、色落ちしたりする可能性があるため、はじめにリップスクラブなどで唇の余分な角質を落とすのが大切です」とコメント。唇のキメも整うため、リップのノリも格段に上がるそう。リップスクラブしたあとは、しっかり保湿することも忘れずに。

2.リップライナーで唇の輪郭を縁取る

 唇の土台を整えたら、今度はリップライナーで唇の輪郭をしっかり縁取る。シアいわく、こうすることで油分が流れるのを防ぎ、口紅のにじみをブロックしてくれるそう。

 ちなみに、リップライナーの色については、口紅の色よりも「少し暗めの色」を選ぶのがオススメ。もしリップライナーの色選びに迷ったときは、どんな色にも使える「透明タイプ」を選ぶのもひとつの手。シアも「透明タイプのリップライナーにはワックスが使われているため、口紅がにじみにくくなります」と勧めている。

3.口紅を塗った後にティッシュオフする

 リップのヨレやにじみを防ぐもうひとつのコツは、口紅を塗った後にティッシュオフすること。シアいわく、こうすることで口紅の油分が吸収されて、しっかりと色が密着。最後にもう1度塗り直すことで、口紅がにじみにくくなるだけでなく、ムラなくキレイに発色するとアドバイスした。

 秋冬メイクに欠かせない、こっくり深みのあるダークリップ。お気に入りのリップをしているだけで気分が上がるので、プロの意見を参考にダークリップを上手に使いこなしてみて。(フロントロウ編集部)

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