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この秋開催のアートイベントや展覧会をご紹介。芸術の秋を堪能できる、注目のイベントをチェック!(フロントロウ編集部)

秋の注目アートイベント6選

 芸術を楽しみたいシーズンである秋は、国内でさまざまなイベントが開催。ポップアートの旗手であるアンディ・ウォーホルの大回顧展をはじめ、注目を集めるアートイベントや展覧会を厳選してお届け。

「アンディ・ウォーホル・キョウト/ANDY WARHOL KYOTO」展

画像: 「アンディ・ウォーホル・キョウト/ANDY WARHOL KYOTO」展

 ポップ・アートムーブメントを率いた代表的なアーティストであるアンディ・ウォーホルの作品が堪能できるのが、京都市で開催される「アンディ・ウォーホル・キョウト/ANDY WARHOL KYOTO」展。

 ウォーホルの故郷、米ペンシルベニア州・ピッツバーグにあるアンディ・ウォーホル美術館の所蔵作品のみで構成される日本初の展覧会で、門外不出の『三つのマリリン』や大型作品『最後の晩餐』など、日本初公開作品100点以上を含む約200点が一挙公開される。

画像: 公式図録

公式図録

 展示作品はテーマごとに分かれ、「ピッツバーグからポップ前夜のニューヨークへ」「ウォーホルと日本そして京都」「『ポップ・アーティスト』ウォーホルの誕生」「儚さと永遠」「光と影」の5つの章で構成。

【「アンディ・ウォーホル・キョウト/ANDY WARHOL KYOTO」展開催概要】
【会期】2022年9月17日(土)~ 2023年2月12日(日)
【会場】京都市京セラ美術館 新館「東山キューブ」(京都市左京区岡崎円勝寺町124)
【開館時間】10時~18時 ※入場は閉館の30分前まで
【休館日】月曜日(但し祝日の場合は開館)、年末年始(12月28日~1月2日)
【主催】京都市、アンディ・ウォーホル美術館、ソニー・ミュージックエンタテインメント、MBSテレビ、産経新聞社、京都新聞、WOWOW、FM802/FM COCOLO
【協賛】DNP大日本印刷、アクセンチュア
【後援】米国大使館
【企画制作】イムラアートギャラリー、ソニー・ミュージックエンタテインメント

「マリー・クワント展」

画像: 「マリー・クワント展」

 2022年11月26日から東京・渋谷で開催されるのが、1950年代ロンドンのファッションシーンに彗星のごとく登場してミニスカートを広め、60年代のストリートカルチャーを牽引したファッションデザイナー、マリー・クワントの展覧会「マリー・クワント展」。

 「マリー・クワント展」は、クワントの出身地の英国では約40万人が訪れた注目の世界巡回展。当時の女性たちの服装を一変させたモダンで若々しいマリー・クワントのデザインとともに、女性起業家のパイオニアでもあった彼女の業績をたどることができる。

画像: 映画『マリー・クワント スウィンギング・ロンドンの伝説』もBunkamura ル・シネマにて11/26(土)よりロードショー 【映画についてのお問合せ】アット エンタテインメント TEL:03-6419-3737

映画『マリー・クワント スウィンギング・ロンドンの伝説』もBunkamura ル・シネマにて11/26(土)よりロードショー
【映画についてのお問合せ】アット エンタテインメント TEL:03-6419-3737

 ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)より来日する約100点の衣服を中心に、アクセサリーや小物、写真や雑誌など関連資料がお披露目される。

【「マリー・クワント展」開催概要】
展覧会名:マリー・クワント展
会期:2022/11/26(土)~2023/1/29(日)
※12/6(火) 、1/1(日・祝)休館
開館時間:10:00-18:00(入館は17:30まで)
※毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)
※状況により、会期・開館時間等が変更となる可能性がございます。また、新型コロナウイルス感染症対策のため、入場制限や入場日時予約が必要となる場合がございます。ご来場の際には Bunkamura HP にて最新情報をご確認ください。
会場:Bunkamura ザ・ミュージアム(渋谷・東急百貨店本店横)
主催:Bunkamura、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館、朝日新聞社
特別協賛:株式会社クラブコスメチックス、株式会社 マリークヮント コスメチックス
後援:ブリティッシュ・カウンシル
お問合せ:050-5541-8600(ハローダイヤル)

「六本木アートナイト2022」

画像: ©2022 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.©MADSAKI/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.©Fujiko-Pro

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 六本木の街を舞台に、現代アート、デザイン、音楽、映像、パフォーマンス等の多様な作品を堪能できるのが「六本木アートナイト2022」。メインプログラム・アーティストに日本を代表する現代アーティストである村上隆氏を迎え、「マジカル大冒険 この街で、アートの不思議を探せ!」をテーマに、9月17日~9月19日の3日間開催。

画像: 森美術館「地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイング」

森美術館「地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイング」

画像: 国立新美術館「今井俊介《untitled》」

国立新美術館「今井俊介《untitled》」

画像: 21_21 DESIGN SIGHT「クリストとジャンヌ=クロード "包まれた凱旋門"」

21_21 DESIGN SIGHT「クリストとジャンヌ=クロード "包まれた凱旋門"」

 美術館をはじめとする文化施設、大型複合施設、商店街が集積する六本木の街全域を会場として、ペインティングやインスタレーション、音楽、パフォーマンス、映像、トークなど、約100の多様なプログラムを展開。参加アーティストは約70組に及ぶ。

【「六本木アートナイト2022」開催概要】
日時:2022(令和4)年9月17日(土)~9月19日(月・祝)10:00~22:00(※19日のみ18:00まで)
※9月3日(土)~一部作品は先行展示
開催場所:六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHT、国立新美術館、六本木商店街、その他六本木地区の協力施設や公共スペース
及び公式サイトなどでのデジタル開催
お問合せ:六本木アートナイト実行委員会 
ハローダイヤル: 050-5541-8600(9:00~20:00)
主催:東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、港区、
六本木アートナイト実行委員会【国立新美術館、サントリー美術館、東京ミッドタウン、21_21 DESIGN SIGHT、森美術館、森ビル、六本木商店街振興組合(五十音順)
助成:令和4年度文化庁国際文化芸術発信拠点形成事業
特別協力:藤子プロ

「WHAT CAFE EXHIBITION vol.19」

画像: 「WHAT CAFE EXHIBITION vol.19」

 東京・品川区にある寺田倉庫が運営するアートギャラリーカフェ「WHAT CAFE(ワットカフェ)」では、写真、版画、シルクスクリーンなど「プリント技法」にフォーカスする展示「WHAT CAFE EXHIBITION vol.19」が開催。

 「WHAT CAFE EXHIBITION vol.19」ではテーマを「PRINTED」とし、多様なプリント技法にフォーカス。ドキュメンタリーとアートの境界を模索する写真作品、何層にもわたる色の重なりと手刷りの風合いを楽しめる版画やシルクスクリーン作品、リソグラフやUVプリントを用いた作品等、アート業界の未来を担うアーティスト12名の作品約100点を展示・販売。

画像: Kai Nobuyuki「Tiger × Neon」

Kai Nobuyuki「Tiger × Neon」

 いずれの作品もアーティストが制作時に込めるパワーとともに、プリント技術が引き出す独特な光の表現や環境による見え方の変化も楽しめる。なおこれらの作品は、部数限定のエディション付で販売。より多くの方へ日常にアートを取り入れるきっかけを提供する。

画像: GIRUVI「Agave horrida 」

GIRUVI「Agave horrida 」

【「WHAT CAFE EXHIBITION vol.19」開催概要】
タイトル: WHAT CAFE EXHIBITION vol.19
展示期間:2022年8月27日(土)~9月6日(火)
※会期中、展示の入れ替えや貸出イベントなどで休館することがあります。詳しい営業日は公式サイトをご覧ください
営業時間:11:00 ~ 21:00(最終日は17:00閉館)
※通常18時閉館のところ、2022年9月下旬までの期間、21時まで営業します。終了日は公式サイトにてお知らせします
会場:WHAT CAFE(〒140-0002 東京都品川区東品川2-1-11)
入場料:無料
出展アーティスト(敬称略・五十音順):芦川瑞季、Kai Nobuyuki、GIRUVI、杉山有希子、谷小夏、松井亜希子、水口かよこ、宮内紗也果、ムラタナナ、門馬英美、渡邉城大、わたなべなみ

「ムーンアートナイト下北沢」

画像: Luke Jerramの「Museum of the Moon」Photo ©Leeds Living

Luke Jerramの「Museum of the Moon」Photo ©Leeds Living

 「ムーンアートナイト下北沢」は、シモキタの街を舞台に「月」をテーマにしたアートフェスティバル。最大7mの「月」「ウサギ」のアートなど、6人のアーティストの作品が彩る。

 広い屋外スペースが特徴の「下北線路街 空き地」には、シンボル作品として2つのインスタレーション、NASAの月面写真を基とした直径7mの作品「Museum of the Moon」とウサギをモチーフにした「Intrude」が登場。「Intrude」は立ちポーズや毛繕い、お腹を見せてリラックスする姿等5種類のウサギの姿を模しており、最高7mの高さの「Museum of the Moon」は北澤八幡神社の境内に飾られ、幻想的な空間が広がる。

画像: Amanda Parerの「Intrude」©️Rodney Campbell

Amanda Parerの「Intrude」©️Rodney Campbell

 また全57カ所の地域店舗・施設が参画して、日本発人気3Dアバター「Metaani」とコラボレーションするオリジナルデザインのスタンプラリーや、限定メニューの提供など地域とアーティストが共創してエリアの魅力を高める企画も盛りだくさん。

画像: 「Metaani」によるデジタルアート(イメージ)

「Metaani」によるデジタルアート(イメージ)

【「ムーンアートナイト下北沢」概要】
・開催日:2022年9月10日(土)~25日(日)
※18日(日)は下北線路街 空き地での展示はなく、IntrudeのみBONUS TRACKに登場予定です
屋外展示は小雨決行、雨天・強風中止
展示中止の場合は、公式webサイトや公式instagramでお知らせします
【場所】下北線路街、北澤八幡神社、シモキタエリアの施設や店舗など
【主催】下北沢商店連合会、小田急電鉄株式会社
【共催・総合プロデュース】スタートバーン株式会社
【後援】世田谷区
【協力】株式会社散歩社、北澤八幡神社、株式会社GREENING
【アートディレクション】 村上雅士[㎡|emuni]
【助成】公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京(ライフウィズアート助成)

「ダイバーシティアート やさしさの花展」

画像1: 「ダイバーシティアート やさしさの花展」

 「ダイバーシティアート やさしさの花展」は、東京・港区にあるITOCHU SDGs STUDIOにて開催される体験型展示。社会課題をアートで解決するグローバルアートチーム「LITTLE ARTISTS LEAGUE(リトル アーティストリーグ)」の代表であるルミコ・ハーモニー氏が主催。

 「ダイバーシティアート やさしさの花展」は、普遍的なテーマである「やさしさ」の在り方について問いかける展示。「やさしいことを一つすると、一つ咲くやさしさの花」をコンセプトにした作品「やさしさの花」をはじめとしたダイバーシティアートに触れる中で「やさしさ」について考えるきっかけを提供。

画像2: 「ダイバーシティアート やさしさの花展」

 大盛況だった今年2月に引き続く2回目の開催となり、「視覚」だけではなく「嗅覚」や新たに「聴覚」でも楽しめる体験型コンテンツも加わる。
※象の鼻テラス(横浜市中区海岸通1)にて2022年2月実施

【「ダイバーシティアート やさしさの花展」概要】
主催  : 一般社団法人LITTLE ARTISTS LEAGUE
協力  : Blue Carbon Sound/JOAA 日本オーガニックアロマ協会/ITOCHU SDGs STUDIO
助成  : キャピタル・インターナショナル株式会社/一般社団法人心豊かな社会を作るための子ども教育財団
期間  : 2022年9月22日(金)~2022年10月16日(日)11:00~18:00
   ※毎週月曜休館。10月10日(月・祝)は営業、翌火曜が休館となります。
会場  : ITOCHU SDGs STUDIO(東京都港区北青山2-3-1 Itochu Garden B1F)
料金  : 入館料無料
備考  : 展示に関連したイベント開催/オリジナル商品販売も実施

(フロントロウ編集部)

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