マクドナルドに50人が押し寄せ、強盗
イギリスのノッティンガムにあるマクドナルドの店舗に50人ほどの若者が詰めかけ、ハンバーガーやドリンクなどを強盗する事件があった。事件が起こったのは日曜日の夜9時。警察によると、若者たちは14歳から16歳ぐらいの年齢だったと見られ、そのうちの20人ほどがマクドナルドの従業員を脅したり、暴力をふるったりしたと見られる。
��#UK
— Klaus Arminius (@Klaus_Arminius) August 22, 2022
McDonald's food stolen as gang of 50 ‘youths' pile into Nottingham city center restaurant.
The same behavior in every country but no one is allowed to notice or talk about it. pic.twitter.com/0xnKwCUuQw
英BBCによると、さらにその1時間ほど後には、ノッティンガム内にある別のマクドナルドの店舗に若者が集まっているという通報もあったという。しかしそこでは建物の外に人が集まっていたそうで、警察の到着によって解散したそう。
現時点では逮捕者は出ていないが、警察は調査を進めている。
イギリスのマクドナルド、若者を警戒
ここ最近、イギリス各地のマクドナルドで若者を警戒する動きがある。リヴァプールにあるマクドナルドでは、7月に18歳以下の未成年が夕方5時以降に入店することを禁止。大人と同伴でなければ入れなくなった。マクドナルドのスポークスパーソンはこのような声明を発表している。
「該当のエリアでは、ここ数週間で従業員が言葉や身体的な暴力のターゲットにされる反社会的行動が増加しています。私達は犯罪や反社会的行動は容認しないというポリシーを持っており、一時的に、該当の店舗では夕方5時以降に18歳以下の入店を制限します。これは軽率に判断されたものではなく、警察とともに解決策を見つけ、これらの事件を減らす手助けをしていきます」
また、英Ladbibleによると、2018年にはロンドンにある店舗が反社会的行動を起こす来客対策としてクラシック音楽をかけ、フリーWifiをオフにして、警官にパトロールを行なってもらったところ、トラブルの数が大幅に減少。
それを知ったワイト島にあるマクドナルドの店舗は、2019年に、Wifiを求めてやってくる若者たちの間でトラブルが起こるのを避ける目的で、夕方4時以降にフリーWifiをオフにしたという。
(フロントロウ編集部)