『ゲーム・オブ・スローンズ』最終章で、スターバックスのカップらしきものが映りこんでいると話題になってから数年。そのスピンオフドラマである『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』でも、映り込みのミスが発覚して、ファンが喜んでいる。(フロントロウ編集部)

 ※この記事には、『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』シーズン1第3話のネタバレが含まれます。

『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』に映っていたのは…?

 ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』“スタバのカップ事件”とは、最終章であるシーズン8の第4話で、エミリア・クラーク演じるデナーリス・ターガリエンの前にスターバックスのコーヒーカップと見られるものが置かれていた出来事。もちろん『ゲーム・オブ・スローンズ』の世界にはスターバックスは存在しないため、これは完全なるミス。カップが本当にスターバックスのものだったのかは明らかにされていないが、スターバックスが得た“無料広告”の価値は約200億円以上になると推定されている。

 そして、スピンオフドラマ『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』で映ってはいけないものが映ってしまったのは、シーズン1の第3話。注目は、ヴィセーリス・ターガリエン1世!

 鉄の王座に座る王である彼は跡継ぎの問題に頭を抱えてきたが、王を長年悩ませてきたのはそれだけではない。病気も気がかりな点だろう。病名は明らかにされていないが、ファンの間では『ゲーム・オブ・スローンズ』でも描かれた灰鱗病(グレースケール)なのではないかという予想が多い。そして第3話では、遂にヴィセーリスが何本かの指を失った。そのため、途中から彼の手には指がない。

 この展開によって、彼の手が画面に映る時にはCGによって指が消されることになったが、指というのは細かいポイントなのだろうか。担当者が消し忘れてしまったシーンを、ファンは見逃さなかった。

 SNSで拡散されているシーンでは、ヴィセーリスを演じるパディ・コンシダインが小指と薬指に緑色の指手袋のようなものをはめているのが確認できてしまう。ヴィセーリスが指を失ったこと自体に気がついていなかった視聴者も少なくないのだが、とはいえ指手袋をしていたということは、ここは消されるべきであったということ。

 早速ミスを発見されてしまった『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』だが、映り込みのミスは多くの作品で楽しまれていることでもあり、怒っているファンはほとんどいない。とはいえ、注目されればされるほど、ミスも発見されやすくなってしまうため、シーズン2の制作がこれから始まる本作では、気を引き締める出来事になったはず。

 『ゲーム・オブ・スローンズ』では、ミスはすぐに修正され、デジタル配信に反映されたため、『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』でもそうなると見られる。

(フロントロウ編集部)

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