マット肌にしたいけど乾燥で粉をふいてしまうという人に朗報。肌が乾燥気味でも、陶器のような美肌に仕上げるファンデーションの塗り方をプロがアドバイス。(フロントロウ編集部)

粉ふきせずに「マット肌」を叶えるには?

 陶器のようになめらかでサラッと感が特徴「マット肌」。きめ細やかで大人っぽい印象のマット肌だけれど、肌が乾燥気味だと「肌表面がカサカサしそう」「シワが目立って見えるかも」など、なかなか挑戦できないという人もいるのでは?

画像: 粉ふきせずに「マット肌」を叶えるには?

 プロいわく、じつは肌が乾燥気味でもファンデーションの塗り方次第で「マット肌」を叶えることができるそう。メイクアップアーティストのジョゼフ・カリロが、サラサラとした大人の洗練美肌を叶えるコツを米Makeup.comで紹介した。

コツ1.メイク前に「化粧下地」でたっぷり保湿する

 ジョセフによると、美しいマット肌に仕上げるうえで最も重要なのは「メイク前の下準備」。とくにジョセフがおすすめしているのは、メイク前に「保湿系化粧下地」をたっぷりと使うこと。

画像: コツ1.メイク前に「化粧下地」でたっぷり保湿する

 ジョセフは「これらのアイテムは、肌にうるおいを与えてくれるだけでなく、肌の表面をなめらかに整えてくれるので、メイクノリがグッと上がります」と説明。肌を乾燥させずにメイクを崩れにくくしてくれるため、マット肌に仕上げたい人にはうってつけのアイテムだという。

コツ2.ファンデを塗るときは「スポンジ」を使う

 ファンデーションを塗るときに「ブラシ」を使うという人も多いと思うけれど、ジョセフいわく、マット肌に仕上げたい場合は「スポンジ」で塗るのがベスト。

画像: コツ2.ファンデを塗るときは「スポンジ」を使う

 その理由について、ジョセフは「少し湿らせたスポンジを使うことで、スポンジに含まれる水分とファンデーションが絶妙な加減で混ざりあり、まるで素肌のようにナチュラルな仕上がりになる」とコメント。また、スポンジを使ったほうが薄づきに仕上がるので、目元のシワやほうれい線に入りにくいともつけ加えた。

コツ3.最後は「メイクキープスプレー」で仕上げる

 ファンデーションを塗ったあとはフェイスパウダーで仕上げるのが定番だけれど、乾燥肌の場合は避けるのが吉。というのも、マット系ファンデーションにフェイスパウダーを重ねると、表面が乾燥しすぎてカサつきや粉ふきを起こす可能性があるから。

 そのため、乾燥肌のベースメイクの仕上げには「メイクキープスプレー」を使うのがオススメ。ジョセフは「メイクキープスプレーなら、肌にうるおいを与えながら、メイクの持ちを良くしてくれます」とアドバイスする。

画像: コツ3.最後は「メイクキープスプレー」で仕上げる

 一方で、なかにはフェイスパウダーを使わないとメイク崩れが心配という人もいるはず。その場合、ジョセフは「テカリが気になるTゾーンや小鼻の横にだけ、少量のフェイスパウダーをのせてください」と助言した。

 肌を乾燥させずに、陶器のようななめらかなマット肌を叶えるプロのメイク術。とくにこれからの季節は肌が乾燥しやすいので、ファンデのカサつきや粉ふきが気になるという人はぜひプロの意見を参考にしてみては。(フロントロウ編集部)

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