秋といえば、落ち着いた雰囲気とスタイリッシュさの両方が楽しめる「パープルリップ」が人気だけれど、いざ使ってみると、なんだかしっくりこなくて悩んでいる人もいるのでは? セレブを手掛けるメイクのプロが、自分に似合うパープルリップの選び方とメイクのコツを紹介した。(フロントロウ編集部)

肌色によって似合う「パープル」は異なる

 メイクアップ・アーティストのアシュリー・シウッチによると、パープルは、基本的に誰にでも似合うユニバーサルカラーのひとつ。アシュリーは「パープルは、暖色と寒色のちょうど中間に位置するカラーなので、だれにでも似合う要素はあります」と米Makeup.comでコメント。

画像1: 肌色によって似合う「パープル」は異なる

 一方で、人にはそれぞれ肌の明るさのほかに、生まれながらに持っている肌本来の色味「アンダートーン」があり、自分のアンダートーンに合わないパープルリップを使うと、なんとなく似合わないと感じる場合があるそう。

 そのため、自分に似合うパープルリップを見つけるためには、まず自分のアンダートーンを知ることが重要だとアシュリーは言う。

画像2: 肌色によって似合う「パープル」は異なる

アンダートーンとは?

 アンダートーンとは、肌本来が持っている生まれながらのトーンのことで、一般的に大きく分けて黄みがかった肌の「イエローベース」と、青みがかった肌の「ブルーベース」に分かれている。これに合わせてパープルリップの色味を選ぶのがポイント。

画像: アンダートーンとは?

 ちなみに、自分のアンダートーンがわからない人は、手首の内側の色をチェック。手首の血管が青や紫っぽく見えたら「ブルーベース」、血管が緑っぽくに見えたら「イエローベース」だという。

イエローベース:赤みが深いパープル

 イエローベースの場合は、ワインレッドやプラムなどの「赤みが強いパープル」を選ぶのがオススメ。その理由について、アシュリーは「赤っぽいパープルの温かみが、イエローベースの黄みを相殺してくれるので、肌が明るく見えます」と説明。

画像: イエローベース:赤みが深いパープル

 明るいトーンのリップを楽しみたい場合は、くすみローズ系のパープルリップがベスト。色浮きしづらく、色気のあるおしゃれな雰囲気になれるそう。  

ブルーベース:青みやピンクみのあるパープル

 ブルーベースの場合は、ラベンダーやライラックなどの「青みの強いパープル」や、カシスやベリーなどの「ピンクみが強いあるパープル」が最適。

画像: ブルーベース:青みやピンクみのあるパープル

 アシュリーは「とくに肌色が明るい人は、ラベンダーやライラックを選ぶといいでしょう。肌の青みを補完して、より透明感がアップします」と助言。リップの質感については、ツヤのあるリップグロスや、サテン仕上がりのリップスティックが良いそう。

パープルリップが似合うメイク術

 メイクアップアーティストのジェイミー・グリーンバーグによると、パープルリップを使うときに気をつけたいのは、メイク全体のバランス。

 ジェイミーは「パープルリップをするときは、濃いアイシャドウやマスカラを合わせるのはNG」と忠告。代わりに、パープルと同系色のアイシャドウやマスカラを使って「ワントーンメイク」に仕上げると全体がまとまって見えるそう。

画像: パープルリップが似合うメイク術

 またベースメイクについては、ナチュラルな血色感とツヤのある肌に仕上げるのがコツ。サラサラとしたマット肌に仕上げると古臭いメイクに見える可能性があるため、イキイキとした肌づくりを意識するようアドバイスした。

 ピンクリップよりも甘すぎず、赤リップよりも色気のある雰囲気を演出する「パープルリップ」。唇につけるだけで秋らしいメイクに仕上がるので、これを機にパープルリップを取り入れてみては。(フロントロウ編集部)

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