エミー賞授賞式でコメディ部門の脚本賞を受賞したクインタ・ブランソンのスピーチ中に、ふざけてステージの床に寝転がり続けたジミー・キンメルに一部のファンから批判の声があがっている。(フロントロウ編集部)

エミー賞授賞式の演出、受賞者が輝く瞬間を“盗んだ”と批判

 現地時間9月12日、ロサンゼルスのマイクロソフト・シアターで開催された第74回エミー賞授賞式で、プレゼンターとして登場した俳優のウィル・アーネットが、“酔っ払って気絶した”という設定のジミー・キンメルをステージに引きずり出すひと幕があった。

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 ご存じの方も多いと思うが、ジミーは人気トーク番組『Jimmy Kimmel Live!(原題)』の司会者として知られ、過去にアカデミー賞授賞式の司会を務めたこともある。

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 ウィルが受賞者を発表するあいだも身動きひとつせず、気絶したふりを続けるジミー。そのシュールすぎる光景に観客から笑いが。

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 しかし、ドラマ『アボット・エレメンタリー』でコメディ部門の脚本賞を受賞したクインタ・ブランソンがステージに上がったあとも、ジミーがそこから動く気配はなく、結局、クインタがスピーチを終えるまでずっと床に転がったままだった。

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 何か言葉を発するでもなく、ただ床に転がっていただけとはいえ、異様な光景に人々の視線は受賞者のクインタよりもジミーに釘付けに。主役であるクインタではなく、ジミーに注目が集まってしまったことに一部の人たちからは、「クインタが彼女の瞬間を迎えているときに、ジミー・キンメルが床に寝そべっているのは、見ていて本当にイライラする」、「ジミー・キンメルはクインタのスピーチの最中にステージから去るべきだった。失礼にもほどがある」といった批判の声があがった。

 ちなみに、当のクインタはというと、「私はそれほど気になりませんでした。ネットの意見はわかりませんが」とあまり気にしていないことを明かし、それどころか「明日になったら怒ってるかもしれませんが(笑)水曜日に彼の番組に出演するので、彼の顔にパンチをお見舞いするかもしれません」とジョークを飛ばす余裕も見せている。

追記:米ETのインタビューでこの件について質問されたジミーは、「目をつぶっていたので、自分がどこにいるのかわかりませんでした。今までで一番奇妙な出来事でした」と答え、“自分がどこにいたのか知らなかった”と釈明した。

(フロントロウ編集部)

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