朝起きてすぐコーヒーを飲むのはNG
ほっと一息つきたいときはもちろん、エナジーをチャージしたいときにもぴったりなコーヒー。体をシャキっと目覚めさせるため、起きてからすぐにコーヒーを飲んでいる人もいるはず。でもコーヒーは、朝一番に飲むのはNGなのだという。
朝一番のコーヒーを避けたほうがいいのはなぜなのか、専門家がその理由を解説した。
かえって目覚めが悪くなってしまう
朝起きてすぐのコーヒーがNGなのには、コルチゾールというホルモンとカフェインの関係が大きく関わっている。コルチゾールはストレスホルモンという別名を持っているものの、じつはシャキっと目覚めるのを助けてくれる働きもある。でもカフェインを摂取することで、その働きが妨げられてしまうという。
栄養士のカーリン・ローゼンブラム氏は、「朝一番はコルチゾールのレベルがとくに高いのですが、カフェインの摂取によってその生成が鈍くなってしまうことがあります」と米PureWowで説明。毎日のようにこれを繰り返すことでサイクルが狂い、目覚めが悪くなってしまうという。
さらにホルモンバランスが崩れることで目覚めが悪くなるだけでなく、排卵や脂肪の燃焼にも悪い影響を及ぼす可能性もあるそう。
コーヒーはいつ飲むのがいいの?
朝一番のコーヒーを避けるべきとなれば、気になるのが飲むベストタイミング。
ローゼンブラム氏は、正午前後に1杯のコーヒーを飲むことをオススメ。ただし起床時間がお昼前など遅い場合は、もっと後にずらすのがベターだという。ちなみに朝起きてすぐに何かを飲むのであれば、寝起きは脱水症状になりかけている場合もあるため、水かカフェインなしのハーブティーを飲むことをオススメした。
毎日朝起きたらコーヒーを飲んでいるという人は、一度その習慣を見直してみて。(フロントロウ編集部)