ほぼ白に近い髪色になるまで脱色するブリーチ技法「ホワイトブリーチ」をする前に知っておきたい2つのポイントを海外のヘアスタイリストが解説。(フロントロウ編集部)

ホワイトブリーチをする前にチェック

 ホワイトブリーチとは、限りなく白に近い髪色にするまで脱色するブリーチ技法のひとつ。一般的なブリーチと同じく、髪の毛の中にある「メラニン色素」を脱色して明るい髪色にする方法のことで、あとから入れるカラー剤がきれいに発色することから、とくにハイトーンカラーを楽しみたい人に大人気。

画像: ホワイトブリーチをする前にチェック

 一方で、ホワイトブリーチをするときに気になるのは、髪や頭皮へのダメージ。ブリーチによってダメージを受けた髪の毛はキューティクルが開くため栄養不足になりやすく、髪のうねりやパサつき、広がりなどが気になるという人も多い。

 そこで、米ワシントン州のヘアサロンJCPenney Salonに所属するカラーリストのブレンドネッタ・アシュリーが、ホワイトブリーチをする前に知っておきた2つのポイントを米Instyleで解説した。

1.ホワイトブリーチはゆっくりと時間をかける

 ブリーチは1回でかなり髪色が明るくなるけれど、限りなく白に近いホワイトブリーチは、理想の髪色になるまで時間をかけて脱色する必要があるそう。

 とくにブラックやブルネットなど髪色が濃い場合は、色素が抜けるまでに時間がかかったり、何度もブリーチしたりすることも多いため、一回で明るくしようとすると、髪へのダメージも大きくなりやすいという。

画像: 1.ホワイトブリーチはゆっくりと時間をかける

 そのため、ブレンドネッタは「髪がもろい場合は、ゆっくりと着実にアプローチするのがベスト。目的の色になるまで、一定期間にわたってゆっくり脱色することも視野に入れたほうが良いですね」とアドバイスした。

2.ホワイトブリーチは定期的なメンテナンスが必要

 ホワイトブリーチをすると、どうしても髪に大きなダメージを与えてしまうため、きれいな美髪をキープするためには、自宅でのホームケアやヘアサロンでのトリートメントなど定期的なメンテナンスが不可欠。

 ブレンドネッタは「ホワイトブリーチをした後の髪の健康としなやかさを維持するためにも、アフターケアとして、髪にうるおいを与える保湿力の高い製品を使いたいですね。クライアントには、保湿シャンプー、ディープコンディショニングトリートメント、定期的なトリミング、水分を閉じ込めてツヤ感を与えるスタイリング剤などを使うよう勧めてます」と明かした。

画像1: 2.ホワイトブリーチは定期的なメンテナンスが必要

 ほかにも、ホワイトブリーチをする前に、あらかじめ髪のコンディションを整えておくこともひとつの手。

 ブレンドネッタは「いつもクライアントには、髪をブリーチする3〜5日前ぐらいに、ディープコンディショニングトリートメントをすることをオススメしてますね。事前にトリートメントをしておくだけで、ブリーチ後も髪のうるおいがキープされていることに驚くはずです」とコメント。

画像2: 2.ホワイトブリーチは定期的なメンテナンスが必要

 ちなみに自宅でトリートメントを行なう場合は、アルガンオイルやアーモンドオイル、ココナッツオイル、エキゾチックバターなど保湿力の高いヘアマスクなどを使うと良いそう。

 透明感のあるホワイトカラーとしてはもちろん、カラー剤を入れて発色の良いハイトーンカラーも楽しめるホワイトブリーチ。カラーで遊びながら美髪をキープするためにも、ホワイトブリーチするときはぜひプロの意見を参考にしてみて。(フロントロウ編集部)

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