9月27日から29日にかけてラスベガスで開催されるJBL FEST
現地時間9月27日から9月29日にかけて、世界最大級のオーディオブランドであるJBL(ジェービーエル)が、豪華フェスティバル「JBL FEST」を開催する。ヴァージン ホテルズ ラスベガスをメイン会場として開催されるこのフェスティバルは、文字通りJBLの祭典であり、JBLが提供する音の魅力を、会場全体を使った展示で体感できる機会になっている。
そして、何と言ってもこのフェスティバルの目玉だと言えるのが、3日間にわたって披露される、JBLのグローバル・アンバサダーを務める世界有数のアーティストたちによるライブパフォーマンス。今年はビービー・レクサによるウェルカム・パフォーマンスで幕を開けて、2日目には、共に今年アンバサダーに就任したばかりのドージャ・キャットとザ・キッド・ラロイという、世界のチャートを席巻している2組によるパフォーマンスが行なわれ、最終日には世界を代表するナイトクラブであるハッカサンへと会場を移し、オーストラリア出身のDJであるタイガーリリーと、マーティン・ギャリックスによるパフォーマンスで3日間の祭典を締め括る。
多くのセレブたちを魅了してきたJBL
1946年に創業し、2021年に創業75周年を迎えたJBLは、日本でも1960年代からジャズ・ファンには欠かせないスピーカーとなり、その後、幅広い音楽好きへとその魅力が広がっていった歴史を持つ。シザとの「Kiss Me More(キス・ミー・モア)」が今年のグラミー賞で最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞を受賞したドージャも、アンバサダーに就任する前からJBLの製品を愛用していた1人。
初めて受賞することとなった記念すべき今年のグラミー賞授賞式の会場に、ポータブルオーディオとしては世界50%のシェアを誇るJBLのワイヤレススピーカーを持参したことでも話題になったドージャは、アンバサダー就任にあたって次のようにコメントを寄せていた。「JBLのスピーカーが大好きで、どこに行くにも持ち歩いているので、できることならJBLのスピーカーでできた服を着たいくらいです」。
元々は美しい外観とプロ・サウンドを両立した家庭用スピーカーの開発を目指して設立されたという経緯があるJBLだが、その音質の高さから今ではプロ・アマ問わず多くの音楽ファンから愛されている。世界中の映画館、スタジアム、コンサートホール、そして放送局やレコーディングスタジオなどがJBLのオーディオを採用しているほか、世界を代表するDJであるマーティンがアンバサダーを務めていることからも分かるように、特に現在のクラブシーンでは圧倒的な支持を獲得している。
そのマーティンも、元々JBLの製品を愛用していたファンの1人で、「JBLは以前から僕のお気に入りのオーディオブランドでした。常に音楽に囲まれている僕にとって、クリエイティブ面で彼らと提携できる機会に飛び付かずにはいられませんでした」とアンバサダー就任にあたってコメントしている。
JBL製品のクオリティに魅了されたセレブは他にも大勢おり、デミ・ロヴァートや、イギリスのリヴァプールFCに所属するサッカー界のスーパースターであるフィルジル・ファン・ダイクもアンバサダーを務めるなど、JBLは様々な著名人から愛されている。
世界有数のディフェンダーであるフィルジル・ファン・ダイクは、アンバサダー就任にあたり「ワークアウト中にJBLの素晴らしい『Boombox 2』スピーカーを使うことで、僕はゾーンに入ることができるのです」とコメント。
フロントロウ編集部では、多くのセレブたちを魅了してきたJBLが3年ぶりに開催する「JBL FEST」を現地取材。会場の模様から、JBLに惹きつけられた豪華アンバサダーたちによるライブの模様まで、レポートしていく予定。(フロントロウ編集部)