筋トレ好きならおなじみのスクワットとデッドリフト。どちらもお尻を鍛えるのにもってこいの動きだけれど、選ぶならどっちのほうがいい? そんな疑問を解消する、自分に合った選び方をフィットネストレーナーが解説。(フロントロウ編集部)

筋トレ民なら気になる、スクワットVSデッドリフト

 スクワットとデッドリフトは、下半身を鍛える動きのなかでもとくに有名。お尻を効率よく鍛えたいなら取り入れるべきと聞いたことがある人もいるのでは? そんなスクワットとデッドリフトは、どちらもアプローチしている筋肉が似ているだけに、どちらを選べばいいのか迷ってしまうことも。

画像: 筋トレ民なら気になる、スクワットVSデッドリフト

 フィットネストレーナーのシーマス・サリバン氏は、「スクワットとデッドリフトは、厳密に言うと鍛えられる筋肉はまったく同じではないですが、どちらも大殿筋をメインに下半身の筋肉を鍛えながら、同時に全身のさまざまな筋肉にもアプローチできる動きです」と米Selfで説明し、お尻をメインに考える場合は基本的にどちらをチョイスしても問題ないと明かした。

 ただしプラスで鍛えられる筋肉が異なり、腰やヒザなど痛みが出やすい場所によっても選ぶべき動きが異なるため、できれば自分に合う方を選ぶようアドバイス。サリバン氏が明かした、その見極め方をご紹介。

脚の前の筋肉も鍛えたい:スクワット

画像: 脚の前の筋肉も鍛えたい:スクワット

 脚の前側の筋肉も一緒に鍛えたいなら、選ぶべきはスクワット。サリバン氏は「スクワットは、ふくらはぎなどの脚の前側に沿った筋肉に働きかけます」と話し、お尻と一緒にこの箇所の筋肉も鍛えたい場合は、スクワットを選ぶことを勧めた。

 また腰の調子がよくなかったり痛くなりやすかったりする場合も、デッドリフトをすることで悪化してしまうことがあるため、スクワットを選ぶのがベターだと補足。

身体の後ろ側の筋肉も鍛えたい:デッドリフト

画像: 身体の後ろ側の筋肉も鍛えたい:デッドリフト

 お尻だけでなく、身体の後ろ側のほかの筋肉も鍛えたい人には、デッドリフトがぴったり。デッドリフトは、脚の後ろ側が鍛えられるだけでなく、背中にもアプローチできるという。

 また、ヒザの調子がよくなかったり痛くなりやすかったりする場合は、スクワットは避けたほうがいいため、デッドリフトを取り入れるのがいいそう。ただし注意したいのが、自重で行なうのが難しいこと。スクワットと違って基本的にデッドリフトはケトルベルやダンベル、バーベルが必要なのでツールの用意は必須。

 お尻や下半身を鍛えたいなら、プロの見極め方も参考にしながら、スクワットやデッドリフトに挑戦してみて。

筋トレをしている人にアンケート。どのパーツを重視している?

  • お尻
  • 腹筋
  • 肩や腕
  • 背中
  • 全身
  • お尻
    35
    464
  • 腹筋
    16
    214
  • 14
    183
  • 肩や腕
    10
    132
  • 背中
    12
    163
  • 全身
    14
    185

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(フロントロウ編集部)

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