『ウォーキング・デッド』に出演してきた俳優たちが、一緒にいた時間が恋しいと思っている共演者の名前を明かした。(フロントロウ編集部)

『TWD』キャストたちの思い出

 2010年から10年以上にわたって続いたドラマ『ウォーキング・デッド』も、完結まであと少し。その長い歴史のなかでは、多くの俳優が人気キャラクターを演じてきた。最終章まで出演を続けた俳優もいれば、人気キャラクターがいきなり死ぬことで有名なドラマの展開に巻き込まれた俳優、元主演のアンドリュー・リンカーンのように卒業することを選んだ俳優などがいる。

 そんななかでは、みんなから卒業を寂しがられた俳優も多い。とくに、面倒見が良い性格の俳優は後輩から慕われていたよう。米Comicbookのインタビューで、最も恋しい共演者は誰かと聞かれたキャストたち。アーロン役のロス・マーカンドとユージーン役のジョシュ・マクダーミットは、同じ俳優の名前をあげた。それは、エイブラハムを演じたマイケル・カドリッツ。

 ロスはマイケルについて、「ただただ、彼と一緒に働くのが本当に大好きだったんです。彼は一緒に働くのが楽しい人ですよ。いつでも冗談を言っていて、一方で必要な時には背筋を伸ばし、とてもプロフェッショナルになる。それは私にとって素晴らしいレッスンでした」と語った。

画像: 『TWD』キャストたちの思い出

 とはいえ、マイケルはその後も監督としてドラマに携わってきている。ジョシュは、「私の答えは、マイケル・カドリッツになりますね。彼は監督として戻ってきて、最終シーズンでも監督していますが」として、セディクを演じたアビ・ナッシュの名前もあげた。

 「多くの俳優が加わり、そして去って行った。私はアビ・ナッシュと一緒に働くのも非常に楽しかったです。彼はとても才能のある俳優です。自分の仕事を深く真剣に捉えていますが、大馬鹿者でもあって、彼と一緒に笑うのはただただ楽しい。彼以上に僕を笑わせた人がいるか分かりませんね。彼は本当に面白くて、彼のことや、彼と一緒に働くことを心から恋しく思います。そして正直に言って、彼ともっと一緒に共演したかった。彼がこれら最後のエピソードにいてくれたら、とても楽しかったと思います」

 2人の他に、コニー役のローレン・リドロフは、バーニーを演じたルイ・ツェーナー。ステファニー役のマーゴット・ビンガムは、ユミコを演じたエレナー・マツウラ。マグナ役のナディア・ヒルカーは、リックを演じたアンドリュー・リンカーン、エレナー・マツウラ、マーゴット・ビンガム。ゲイブリエル役のセス・ギリアムは、ボブを演じたラリー・ギリアード・Jrと、タイリースを演じたチャド・コールマンが恋しいと語った。

 リックやダリル、マギーやニーガンの旅はスピンオフドラマで続くため、ファンが『ウォーキング・デッド』と完全にお別れになることはないにしろ、多くのキャラクターの物語は最終回で終わる。最終回を見終わった後には、寂しい気持ちが湧きあがってきそう。

(フロントロウ編集部)

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