チョコレートとウエハースのお菓子、キットカットの“中身”ってなに?(フロントロウ編集部)

キットカットの中身に使われているのは?

 日本では“きっと勝つ”との語呂合わせで受験シーズンの定番おやつとなっていたり、地域限定の商品がお土産に人気だったりするキットカットは、イギリス発のチョコレート菓子。

 そんなキットカットの中身は何?と聞かれれば、もちろんウエハースだとの答えが出るはず。ウエハースのさっくりさと、コーティングのチョコレートのバランスが愛されてきた理由の1つなのだから。

 しかし、この中身について驚きの事実が話題になっている。YouTubeで公式マークを持っており、200万人以上の登録者数を誇るZack D. Filmsが公開した動画には、「キットカットの中身はあなたが思っているものではない」というタイトルが。動画の中で説明されたこととは?

 「製造過程でいくつかのキットカットは割れてしまう。企業はそれを捨てるかわりに細かく砕き、そこに砂糖を加える。そしてそれこそが、キットカットの中身。砕かれたキットカットなんだよ」

 なんと、キットカットの中身はキットカット!

 少し意味が分からなくなってくるが、食品を捨てずに使うというのは良いこと。動画は公開から1週間で800万回再生を突破しており、多くの人がその事実に驚いたよう。しかしコメント欄には、「となると…、元々のキットカットの中身は?」という当然の指摘も。

 彼の話は嘘か?と思いきや、これはじつは本当。様々な企業の製造工場を取材する英BBCのドキュメンタリー番組『Inside the Factory(原題)』で、2015年にネスレ自身が認めている。「ウエハースの中に詰める用です。良いレベルに達していないものを使います」とのこと。

 ある時から、それまでは捨てられていたキットカットを中身として使用するアイディアを採用したのだろうか。もしそうであれば、昔のキットカットと今のキットカットは味が違うのだろうか。キットカットのサイズが変わっていることは、時折話題になってきたが、味の変化も気になるところ。サイズと違って、味は昔と今の商品を食べ比べることは出来ないため、想像して楽しむしかない。

(フロントロウ編集部)

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