アン・ハサウェイが映画『プラダを着た悪魔』で“真の敵”と称される登場人物を擁護した。(フロントロウ編集部)

アン・ハサウェイが“ネイト悪者説”に言及

 映画『プラダを着た悪魔』や『オーシャンズ8』などの代表作で知られる俳優のアン・ハサウェイが、米トーク番組『Watch What Happens Live(原題)』で一部のファンから悪者扱いされている『プラダを着た悪魔』の登場人物を擁護した。

 『プラダを着た悪魔』のヴィラン(悪役)と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、メリル・ストリープ演じるファッション誌『ランウェイ』の編集長、ミランダ・プリーストリーだと思うが、ファンのなかにはアン演じるアンドレア・サックスの恋人ネイトこそが“真の敵”だと信じる者もいる。

 最初こそアンドレアを応援していたネイトだが、ミランダのアシスタントとして働くようになってから私生活よりも仕事優先になったアンドレアと次第にすれ違うように。

画像: ©︎20TH CENTURY FOX / WETCHER, BARRY / Album/Newscom

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 番組司会者のアンディ・コーエンがその説を支持する姿勢を示した一方で、アンは「いいえ。申し訳ないけど、私はそう思いません」と言うと、その理由を説明した。

 「彼ら(アンドレアとネイト)は2人ともとても若く、色々と模索している最中だったんだと思います。彼はたしかに手に負えない子どものように振る舞っていましたが、実際、私も20代の頃はあんな感じでしたよ。そこから成長することができるし、それは誰しもが通る道ではないでしょうか。私は、20代の最悪の瞬間で定義されたくはありません。だから、私はネイトを悪者とは思っていません」

 ちなみに、できればそこから成長したネイトと、映画の最後で新たな道へと進んだアンディのその後にを見てみたいところだが、残念ながら、アンは映画の続編制作には乗り気ではないようで、「続編はないです。実現はしません。 私たちにはできないって感じです。実現しないのです」と、米Entertainment Tonightのインタビューでその可能性をきっぱり否定している。(フロントロウ編集部)

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