ブラックアダムのスーツには本来あるはずのものがない!その理由はブラックアダム役のドウェイン・ジョンソンの筋肉がスゴすぎるから!?(フロントロウ編集部)

ブラックアダムと他のヒーローのスーツの“決定的な違い”

 12月2日公開の映画『ブラックアダム』で主人公のアンチヒーロー、ブラックアダムを演じる俳優のドウェイン・ジョンソンが、ブラックアダムのスーツから本来であれば“あるはずのもの”がなくなった経緯を米トーク番組『The Tonight Show(原題)』で説明した。

画像1: ブラックアダムと他のヒーローのスーツの“決定的な違い”

 通常、バットマンやスーパーマンをはじめとするDCのヒーローや、DCのライバルであるマーベルのヒーローが着ているスーツには、筋肉を盛るためのパッドが入っている。しかし、元プロレスラーでハリウッドを代表する肉体派俳優のドウェインにパッドは不要だったよう。

 「DCやマーベル、すべてのスーパーヒーローの衣装には筋肉を盛るためのパッドが入っています。それが普通なんです。でも、パッド入りのブラックアダムのスーツを着た私の姿を想像してみてください。まるで(人気コメディ番組の)『サタデー・ナイト・ライブ』のコントみたいで、まさに滑稽でした。だから、パッドを取り除いてもらいました。できるだけ自分を追い込みたかったんです。ブラックアダムはそれに値する役だと思ったので、自分のキャリア史上最高の体に仕上げたいと思いました」

 つまり、ブラックアダムのムキムキボディは細工や加工は一切なしの“本物”ということ。この話を聞いた番組司会者のジミー・ファロンから、「(ブラックアダムのスーツは)体にぴったりした状態ということですか?」と確認されたドウェインは、「ほぼ私の肌ですね。ものすごく薄い素材が私の体に張り付いているだけです」と笑いながら答えた。

画像2: ブラックアダムと他のヒーローのスーツの“決定的な違い”

 ちなみに、まさに“筋トレの鬼”と言っても過言ではないドウェインは、自身と同じように日々トレーニングに励む人たちに向けて、「ジムに通ってトレーニングするときは、自分のためだけにトレーニングをする必要があります。自分以外の誰かのためにトレーニングをしてはいけません。誰かを感動させるためにトレーニングをしてはいけません。負荷をかけすぎてはいけません。エゴを持ち込んではいけません。自分自身のためにトレーニングをしてください。自分と自分の戦いです。ジムで周りに人がいても気にしたことがありません。それがいつも役立っています。集中と追求あるのみです」と、米Men's Healthのインタビューでアドバイスを送っている。(フロントロウ編集部)

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