ケンタッキーフライドチキン(KFC)で閉店後に店員たちがしていた行動が問題になっている。(フロントロウ編集部)

オーストラリアのKFC店員たちが問題行動

 カーネル・サンダースによる秘密のスパイスによって他では真似できない美味しいフライドチキンが人気のケンタッキーフライドチキン。サイドメニューのポテトやコールスローなども人気で、老若男女から食されている。

 そんなケンタッキーだが、オーストラリアのクイーンズランド州にある店舗で閉店後に撮影されたと見られる動画がTikTokで拡散され、問題となっている。

 この動画には最低4名の従業員の姿が登場し、なんと、トレイにあるフライドチキンを舐めたり、チキンやレタスの千切りを手づかみで掴んで食べたり、フライドポテトをばらまいたりしていた。

画像: ©georgiadel_06/TikTok

©georgiadel_06/TikTok

画像1: オーストラリアのKFC店員たちが問題行動
画像2: オーストラリアのKFC店員たちが問題行動

 従業員はこの動画を閉店作業中に撮影したと思われ、これらの食品は廃棄になる予定だったと予想される。しかし何にせよ、レストランの厨房で衛生的に問題のある行動が取られていたことは大問題。

 こういった動画が公開された時、不思議にもなってしまうのが、投稿主は問題になることを予想しなかったのかということ。少なくとも、投稿主は大きな反響に驚いたようで、現在アカウントをプライベートに変更。しかしオーストラリアやイギリスの多数メディアによると、視聴回数はすでに50万回ほどになっていたという。また、コメント欄には動画をKFCに報告するといった反応もあり、各メディアもKFCに問い合わせをしていることから、KFCも動画の存在を認識したと思われる。よって、この動画に映っていた従業員が責任を問われる可能性は高い。解雇で済めば良いが、従業員による迷惑行為に法的措置を取る企業も少なくない。無責任で不適切な行動には責任が伴う。

 また、動画ではかなり多くの食事が映し出されたため、その量が廃棄されているというフードロスに心を痛める視聴者も多く、従業員に荒らされ、捨てられるより、ホームレスの人々へあげてほしいという声もあった。

 オーストラリアのケンタッキーは、この動画についてコメントを発表していない。

(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.