伊坂幸太郎著の『シーソーモンスター』が映画化
映画『プラダを着た悪魔』や『マイ・インターン』に出演し、『レ・ミゼラブル』でアカデミー賞助演女優賞を受賞したアン・ハサウェイが、日本人作家の伊坂幸太郎著の『シーソーモンスター』の映画で主演を務めることが決定した。
2019年に中央公論新社から単行本として発売された『シーソーモンスター』は、「シーソーモンスター」と「スピンモンスター」という2つの話が収められており、「シーソーモンスター」は、情報機関に勤めていた過去をもつ妻である北山宮子と、製薬会社で営業職として勤める夫の北山直人の母である北山セツの間で起こる義理の親子同士の問題が中心に描かれており、その中である問題に直面するというストーリー。
Netflixは、『シーソーモンスター』が発売された同年に作品の長編版権を獲得。そして約3年の月日を経て、今回映画化されることとなった。
アン・ハサウェイの他に、サルマ・ハエックも出演することが決定しており、この2人が原作の宮子とセツを演じるのではないかと言われている。また、監督は現時点で決定していないが、脚本は『オーシャンズ8』のオリヴィア・ミルチが担当するとのこと。
2022年には同じく伊坂幸太郎著の『マリアビートル』を原作とした映画『ブレット・トレイン』が公開され大ヒットを記録。アンが主演を務めるアクションコメディ映画『シーソーモンスター』にも期待したい。(フロントロウ編集部)