英王室のキャサリン妃が公務中に出会った少年に、そのとき身につけていた“あるもの”をプレゼントする心温まる場面に遭遇。(フロントロウ編集部)

キャサリン妃が公務中に出会った少年に神対応

 イギリス王室のウィリアム皇太子の妻キャサリン妃が、公務中に出会った少年に神対応をして話題になっている。

 出産前後の女性たちのメンタルヘルスをサポートする慈善団体「Maternal Mental Health Alliance」のパトロンを務めるキャサリン妃は、この日、ロンドン西部にある児童センターを訪問。そこで、アキームという名前の3歳の少年と交流した。

画像: キャサリン妃が公務中に出会った少年に神対応

 アキームから名前を聞かれがキャサリン妃が「私の名前はキャサリンです」と答えると、アキームは「オーケー」と返すと、キャサリン妃が胸元につけていた真っ赤なポピーのブローチに興味を示し始めた。

 毎年、第一次世界大戦を含むすべての戦争でイギリスのために戦い、犠牲となった兵士たちを追悼するリメンバランス・デーが近くなると、英王室のメンバーは戦没者への追悼の意を表明するためにポピーのブローチを身につける。キャサリン妃はこのブローチをコートと、中に着ていたセーターの両方につけていた。

 キャサリン妃はそのブローチをはずしながら「(このブローチは)何を意味してるか知ってる?戦争で亡くなったすべての兵士を追悼するためのものなのよ」と説明すると、「はい、どうぞ。これはあなたのものよ」と言って、アキームにブローチをプレゼント。そして、ブローチを手にしたアキームに、すぐ近くに立っていた彼の母に渡すように伝えた。

 アキームと同じ年ごろの子を持つ母親であるキャサリン妃が、子どもたちに甘い顔を見せるのはよくあることだが、身につけているものをプレゼントするのはかなりレア。アキームにとって貴重な体験になったことは間違いない。(フロントロウ編集部)

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