『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』を一足先に見たギレルモ・デル・トロ監督が、さっそく感想を明かした。(フロントロウ編集部)

ギレルモ・デル・トロ、『アバター2』に感激

 映画『パンズ・ラビリンス』や『クリムゾン・ピーク』といった独特の作風で知られ、『シェイプ・オブ・ウォーター』ではアカデミー作品賞と監督賞を受賞したギレルモ・デル・トロ監督。そんな彼が、ある作品の素晴らしさに感激して、思わず感想をつぶやいてしまったよう。

 先日監督は、ツイッターでこのようにツイートしている。

 「唖然とするほどの功績。『アバター2』には驚くべき、本当に驚くべきスケールの雄大な景色と感情が詰まっている。巨匠は才能の最高潮にいる…」

 監督が感激の気持ちを示したのは、そう、ジェームズ・キャメロン監督による『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』。2009年に公開され、全世界歴代興行収入1位となる世界的大ヒットを記録した『アバター』の続編で、前作より13年が経つ2023年12月16日に劇場公開となる。

 本作に関するレビューは、アメリカでまだ解禁となっていない。デル・トロ監督が我慢できなかったのか、特別OKが出ていたのかは分からないが、プロデューサーのジョン・ランドーが監督のツイートをリツイートしていることから、問題にはなっていないよう。

 『ターミネーター』シリーズや『エイリアン2』、『タイタニック』を手掛けた業界きってのヒットメーカーとして知られるキャメロン監督だが、『アバター』後の13年間は『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の制作に注力してきた。また、シリーズは5作目まで計画がある。そのため、監督の肩にかかるプレッシャーは巨大。2021年には、トーク番組で2作目と3作目でオリジナルを超える方法について質問され、「泣いてる。自分のデスクに座って1日中泣いてる。なぜなら方法がないから。ただただプレッシャーが大きいんだよ」率直な気持ちを明かしていた

 だからこそ、デル・トロ監督からの評価はキャメロン監督にとっても嬉しいはず。映画館で予告編を見たファンからは、予告編だけですでに圧倒されたという感想もあがってきている。雄大な映像が見どころの『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は、ぜひ映画館で見たい。

(フロントロウ編集部)

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