『X-ファイル』のさらなる続編はあるか?
約30年前に第1シーズンが放送となり、大ヒットを記録。シーズン9まで放送された後、断続的にシーズン11まで続いたドラマ『X-ファイル』は、FBI捜査官のスカリーとモルダーが様々な事件を追うSFドラマ。
映画も2作品が公開されたほど長く続いてきたドラマであるため、今後も新作の制作を期待するファンも少なくない。一方で、スカリーを演じたジリアン・アンダーソンはシーズン11について「残念な終わり方をしました」と話し、シリーズは「もう過去のこと」だときっぱり言っているため、今後のカムバックに賛同していない。
では、モルダーを演じたデイヴィッド・ドゥカヴニーはどうなのだろうか? 米Comicbookのインタビューで、ジリアンなしでのシリーズの復活についてどう思うかと聞かれた彼は、ジリアンと、クリエイターのクリス・カーターがいないことは考えられないと語った。
「分かりません。それを考えたことはないです。私にとってはいつでも、クリスとジリアンがいなければドラマはありません。なので分かりません。それを考えなければいけないことにもなりたくない。なぜなら、私の人生でそれをすることは必ずしも必要なことではないからです。現時点では、私たち2人ともなしで、ドラマのリメイクがあるかもしれませんよ。私は知りませんが。もしかしたらコミックがあるかも。多くの方法があります。でも個人的には、私が参加した『X-ファイル』はクリス・カーター、自分、ジリアンからなっていましたから、別のバージョンを考えようと時間を使ったことはありませんし、この先考えるかどうかも分かりません」
ジリアンとクリスなしの続編制作は“ナシ”だが、2人がいるのであれば、今後のカムバックについて前向きに考えてくれそう。
ちなみにジリアンとデイヴィッドはプライベートで現在でも仲が良く、誕生日にはメッセージを送りあったり、SNSで2ショットを見せたりしている。
(フロントロウ編集部)