ディズニーランドの公式ツイッターの投稿が“不謹慎すぎる”として炎上する事態に。(フロントロウ編集部)

ディズニーランドの不謹慎なツイートが炎上

 アメリカのフロリダ州オーランドにある世界最大のディズニーリゾート、ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートの公式ツイッターの投稿が炎上する出来事があった。

 問題となったのはこちらの投稿。「1939年は良い雰囲気だった。#幸せな場所」という文言とともに投稿された画像には、「幸せな世界へ逃げよう」と書かれている。

画像: ©Walt Disney World/Twitter

©Walt Disney World/Twitter

 1939年は、ミッキーマウスの生みの親で、ディズニーランドをはじめとするディズニーリゾートの創設者でもあるウォルト・ディズニー氏が、『白雪姫』でアカデミー名誉賞を受賞した年。また、同氏がサンフランシスコで開催された万国博覧会に初めて参加した年でもある(※この万博が数年後のディズニーパーク誕生の道を開いたと言われている)。

 しかし、1939年といえば、第二次世界大戦が始まった年。この戦争によって、全世界で軍人と民間人合わせて8,000万人以上が亡くなったと言われており、ナチス・ドイツによるユダヤ人の大量虐殺(ホロコースト)など悲惨な事件が数多く起きた。そのため、ツイートを見たユーザーたちから、1939年=幸せと結びつけるのは“不謹慎すぎる”として批判されることに。

 ちなみに、米Inside the Magicによると、例のツイートは約5日間にわたって掲載されていたが、避難する声が強まっていることを受けて、削除されたという。なお、ディズニーは今回の件についてコメントを発表していない。(フロントロウ編集部)

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