その「到着しました」の声は…!
ある女性が話す姿を映した動画が、過去4年間で1,700万回以上再生されている。「昨日の夜、人間の形をしたSiriに会った(笑)」というコメントとともに、ツイッターに公開された動画で話すのはアメリカ人ラッパーのCazで、彼女の声は…?
So last night I met the human form of Siri��� pic.twitter.com/x3nC4XNile
— єяıṅ (@Erinie_DaBest) December 22, 2018
Siriにそっくり! 動画のなかでは、Cazがセリフを言い終わった途端に、家に集まっていた仲間たちがせきを切ったように大爆笑。仲が良い友達とのホームパーティーで誰かがここまで上手いSiriのモノマネをしたら大盛り上がりになるのは当然。
彼女がSiriの声の主だったのか!? そう疑問に思ってしまうほどの声だが、AppleはSiriの声が誰のものかを明かしていない。しかしアメリカ版については、2013年に声優のスーザン・ベネットによるものだということを本人が証言し、米CNNが専門家に依頼して行なった音声解析でも、彼女とSiriの声は同じものだとされた。
つまり、彼女の声はモノマネなのだが、そのクオリティの高さにインターネットが沸き、瞬く間に彼女は“Siriの声の人”として認識されるように。さらに、数週間後の2019年1月には、米トーク番組『Steve』にゲスト出演。
オリジナル動画もなのだが、彼女がこの時、CM前に「あなたは今『Steve』を見ています。私たちはすぐに戻ります」と話した声のクオリティも非常に高かったため、その場面を切り取った動画が今でもTikTokなどで拡散され続けている。
動画を見た人のなかには、彼女の声はSiriよりもGoogleアシスタントに似ているといった意見を持つ人も。いずれにせよ、“音声アシスタント”を思い起こさせることは確実なよう。
(フロントロウ編集部)