スタバ店員と利用客との交流
接客業が大変というのは、どのような場所でも同じこと。とくに、老若男女問わず多くの人が毎日利用するチェーン店で働く従業員の苦労話はよく耳にするもので、アメリカの大手コーヒーチェーンであるスターバックスのバリスタが経験した逸話もインターネットでよく目にするトピック。
しかし、あるバリスタは利用客に助けられたこともあるという。「私たちのお客さんを好きなこともある」というスレッド名で、米掲示板サイトRedditに投稿されたエピソードが、ユーザーの心をほっこりさせている。
投稿主であるバリスタは、ある勤務日にプライベートな問題で精神的に参っており、勤務中も泣いてしまうような状態だったそう。
そして、その日の昼休みは自分の車の中で過ごしていたという投稿主。するとその隣に車を停めた利用客が、車の中にいたバリスタの存在に気がつき、「ハグが必要?あなたはハグが必要に見えるよ」と聞いてきてくれたのだそう。そう声をかけてもらった時点で、バリスタは大号泣。声をかけてくれた女性は、ハグをしながら、「それが何であれ、良くなりますよ」と言ってくれたのだという。
バリスタは女性について、「それは本当に優しい行動で、私にとってとても意味のあることだった。彼女はそうする必要はなかったのに、そうしてくれて」「彼女が素晴らしい1日を過ごしていることを願ってる」と感謝でいっぱいの様子。その投稿を読んだ他のユーザーからも、「涙目になってる」「あなたの1日も良くなることを願ってる」といったコメントが寄せられており、優しい世界が広がった。
クリスマスや年末が近いこともあり、他の場所でも常連客と店員の間で温かなやり取りが生まれているよう。別のスレッドでは、フランス語で「ありがとう」という意味の「merci」が商品名であるStorck社によるチョコレートを、常連客がクリスマスプレゼントとして差し入れしてくれたという投稿もあった。
(フロントロウ編集部)