2023年ネイルは「3Dアート」と「錯覚アート」がトレンドに!
ニューヨークを拠点とするネイルサロンVanity Projectsの創設者であるリタ・ピントによると、2023年の春に注目したいネイルデザインは、ぷっくり立体的な「3Dアート」と目の錯覚を利用した「錯覚アート」。
リタいわく、これまでの平面では表しきれなかった「3Dネイル」が可能になったことで、ウェーブネイルやエンボスネイルなどの立体的なネイルアートの人気が急上昇。リタは、「Gel Xのような新しい技術が市場に参入してから(3Dネイルアート)が大きなトレンドになっており、このトレンドはしばらく続くと予想されます」と米Allureで話す。
もうひとつ注目したいのは、目の錯覚を利用した「錯覚アート」。3Dネイルのような“立体感”を目の錯覚だけで表現したネイルアートは、とくにシンプルで大人っぽいデザインを好む人や、ショートネイルを楽しみたい人たちの間で人気が高まっているそう。
さっそく、ニュアンスのある奥行きが魅力的な「3Dアート」と「錯覚アート」を使った最旬でいるデザインをチェックしてみて!
3Dネイルアート
ニューヨーク市を拠点に活動するネイルアーティストのナオミ・ヤスダによると、3Dネイルアートはセレブにも大人気のネイルデザイン。ちなみに3Dネイルをセルフで作る場合は、ハードジェルを使うのがオススメ。「ハードジェルはソークオフジェルよりもテクスチャーが厚く、形を作るのが簡単です」とナオミは言う。
エアブラシネイル
ナオミいわく、2023年は、ふわっと柔らかい色づきが特徴の「エアブラシネイル」もトレンド入りすると予想。「エアブラシを使ったアートは、昔は大流行していましたが、最近また復活しています」と発言。2000年初頭に流行したスタイルがSNSで話題を集めていることもあり、当時流行したエアブラシネイルを求める人も増えているそう。
エンボスネイル
ネイルアーティストのエル・ガースタインによると、文字や絵柄などを浮き彫りにして陰影をつけるエンボス加工のネイルもトレンドの予感。とくにニットやブランドのロゴなどのデザインが人気なのだとか。ちなみに、エンボスネイルは「マット」な質感で仕上げると、より落ち着いた大人っぽい印象に見えるそう。
ポップアートネイル
周りと差がつくユニークなデザインが好みなら、遊び心満載の「ポップアートネイル」がピッタリ。エルは、「このネイルアートは本当にトレンドですね。ネイルアーティスト自身も個性を発揮しやすく、独自のひねりを加えることができます」とコメント。またロングネイルはもちろん、ショートネイルでも楽しめるのも魅力のひとつだという。
オンブレネイル
シンプルながら存在感のあるネイルアートをしたいなら、目の錯覚を利用したグラデーション「オンブレネイル」がオススメ。ネイルアーティストのミスポップは、「2023年のオンブレネイルは、コントラストが強く、目の錯覚を利用したアートが増えるでしょう。とてもシックで大人っぽいです」と話す。
クロムネイル
金属のような輝きを放つクロムネイルも、2023年外せないトレンドのネイルアート。LeChat Nailsの教育者であるヘミ・パークは、「私たちは、ヘイリー・ビーバーのグレーズドドーナッツネイルがSNSの至る所で本当に激しくヒットするのを目撃してきました。それ以来、誰もがクロムとメタリックな質感に再び夢中になっています」と発言。今後もっと注目度が高まるだろうと予想する。
(フロントロウ編集部)