世界中でメガヒットを記録した映画『アバター』の続編『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が公開。物語に欠かせないナヴィ族が青い理由をジェームズ・キャメロン監督が明かした。(フロントロウ編集部)

『アバター』のナヴィ族はなぜ青い?

 2009年に公開され、世界の歴代興行収入で1位を記録して映画界に金字塔を打ち立てたジェームズ・キャメロン監督の超大作『アバター』から13年を経て公開された続編『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は、オープニング興収は135の国と地域で1位スタートを切った。

 そんな『アバター』シリーズの話の核でもある、衛星パンドラの先住民であるナヴィ族は、美しい青色の体が特徴的。

 世の中には様々な色が溢れているものの、なぜナヴィ族は青色になったのか?その理由をジェームズ・キャメロン監督がEmpireに明かした。

 キャメロン監督は緑や黄色、ピンクといったカラーも視野に入れるも、それぞれ有名なキャラクターなどのイメージがあったため、使うのを避けたようで、「色に関しては、緑が取られました。緑のエイリアンの長い歴史があったんです。それに、ハルクもいますし。そして、人間の色であるピンクや茶色は、エイリアンっぽくない。スポンジボブは黄色だった。すると、青と紫が残っていますね。紫は僕の好きな色だけど、生物発光のメインカラーに使おうと思ってそうしたんです」と語った。

 しかし、これだけがナヴィ族を青にした理由ではなかった。

母親の夢に出てきた女性をイメージ

 ナヴィ族を青にしたのは、母親の夢に出てきた女性も関係したよう。キャメロン監督は、母親からその女性の話を聞いたようで、「母が見た夢で、身長10フィート(3メートル)で胸が6つある青い女の人を見たそうです。クールなイメージですね。私は彼女を描いたのですが、胸が6つあるというのは聞こえほど良くは描けませんでした。さらに、映画の(年齢制限の)レーティングに影響を与えますからね。だから、とにかく、青にしたいんです」とも明かした。(フロントロウ編集部)

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