海外で話題の「スタンディング・アブス(standing abs)」
お腹にアプローチする筋トレといえば、寝た状態から上体を起こすシットアップや、手と足を床につけて行なうプランクなど、低めの体勢で行なうものが定番。そんな腹筋トレの新たなトレンドとして到来したのが、日本語では立ち腹筋と呼ばれる「スタンディング・アブス(standing abs)」。
その名の通り立った姿勢のままできる腹筋トレーニングのことで、シットアップやプランクが苦手という人でも挑戦しやすいのが特徴。スペースを大きく取らなくてもできるものが多いのも嬉しいポイント。
「スタンディング・アブス」という言葉自体は以前から存在していたものの、ここ最近突如SNSで人気に火がつきトレンド入り。TikTokでは「#standingabs」のハッシュタグがついた動画の再生数が2,200万回超えしており、YouTubeでも多くのフィットネス系YouTuberが立ち腹筋のエクササイズ動画を投稿している。
今後より大きなトレンドになると言われていて、米メディアShapeでは、専門家が予想する2023年のエクササイズトレンドのひとつとして紹介されている。
約10分でできる立ち腹筋のエクササイズ動画
海外のSNSで話題を呼ぶ立ち腹筋のエクササイズ動画の中から、とくに人気が高い動画をご紹介。今回紹介するのは、香港を拠点に活動するフィットネスYouTuberであり、570万人以上のチャンネル登録者を持つエミ・ウォンが投稿した、10分間の立ち腹筋エクササイズの動画。再生回数はなんと2,300万回を超えている。
この動画は、足を歩幅に広げて上半身を左右に倒す動きや、腕を広げて上半身をひねる動き、足を前に蹴り上げる動きなど比較的簡単な動きが多め。スピードがそこまで速くないぶん、じわじわ腹筋に効いている感覚を感じやすい。
とはいえ10分間トータルで実践すると結構ハードで、最初は筋肉痛になる可能性も高いけれど、きちんとお腹の筋肉にアプローチできる。
お腹の筋肉を鍛えたい人や引き締まったウエストを目指したい人は、ぜひチャレンジしてみて。(フロントロウ編集部)