アメリカのディズニーランドのミニーの対応が業務的すぎて一部のゲストを悲しませている。一方で、元キャストからはミニーを擁護する声も。(フロントロウ編集部)

アメリカのディズニーランドのミニーがゲストに塩対応!?

 アメリカのディズニーランドにいるミニーの対応が冷たすぎると物議を醸している。きっかけとなったのは、ディズニーランドを姪っ子と訪れたゲストが「昨日、姪っ子がミニーを抱きしめようとして、失礼な態度を取られた」というコメントを添えてTikTokにアップした動画。拡散された動画には、ミニーに抱きつこうと駆け寄っていった少女に対し、ミニーがハグで迎え入れるかわりに、少女の体をつかんで半ば強引にカメラの方を向かせる様子が映っていた。

 なお、ミニーの対応をめぐっては、「ミニーと会うために何時間も待ちました。ミニーの衣装に合わせた服を着ていたので、彼女に会うのを楽しみにしていました。キャラクターたちの対応はいつも素晴らしく、ふれあう時間を大事にしてくれます。でも、ミニーは『(写真を撮るから)ここに立って』と促すばかりで、会話どころか挨拶すらしてくれませんでした。写真を撮り終わったら、“はい、次”という感じでした」、「逆にグーフィーとプルートの対応は素晴らしかったです」という、別のゲストからのクレームもあった。

画像: アメリカのディズニーランドのミニーがゲストに塩対応!?

 問題視されたミニーの対応は“普通”なのか? 動画を見た一般の人たちからは、「心が折れそう」「これはひどい」などミニーの対応を非難するコメントが相次いだが、パークの内情をよく知る元キャストは違う印象を持ったようだ。

 ディズニーランドの元キャストで、現在はTikTokerとしてパークの情報やあるあるネタを発信している男性は、自分はキャラクターとして働いたことはないのですべてを理解しているわけではないとしたうえで、「ミニーは意地悪をしようとしたのか?そんなことはない。不適切な判断があったのか?それはあったように思う。ミニーの行動は正しかったか?いいえ。大目に見てあげるべき?そうだね!みんなミニーとして働く大変さを知らない」と擁護。「ミニーは混雑時にひとりでも多くのゲストと交流するために急かされていた可能性が高く、ふれあいよりも、写真を撮ることに集中していたのだと思う」との見解を示した。

 実際に撮影された動画を見ると、どちらも冷たいというよりは「業務的」な感じだったので、元キャストの主張は的を得ている。ただ、逆にミッキーを含む他のキャラクターたちは「ちゃんとふれあう時間を取ってくれた」という声が多く、全員が全員、写真を撮ることを優先した対応をしているわけではないことから、ミニーと差が出てしまい、ゲストに“冷たい”という印象を与えてしまったものと思われる。(フロントロウ編集部)

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