2022年に隣人宅に盗みに入って起訴された俳優のエズラ・ミラーが、懲役刑を避けるための答弁取引に応じたことが明らかに。(フロントロウ編集部)

エズラ・ミラーが答弁取引に応じ刑務所入りを免れる

 『ファンタスティック・ビースト』シリーズのクリーデンス役や、『ジャスティス・リーグ』のバリー・アレン/フラッシュ役で知られる俳優のエズラ・ミラーが、2022年に留守中の隣人宅に侵入し酒の瓶を数本盗んだ容疑で逮捕・起訴された事件で、懲役刑を避けるための答弁取引に応じたことがわかった。

画像: エズラ・ミラーが答弁取引に応じ刑務所入りを免れる

 エズラは、昨年5月にバーモント州の住宅に侵入し食料庫から数本の酒を盗んだとして、不法侵入、住居侵入窃盗、軽窃盗の罪で起訴された。この事件で、エズラは最高で25〜26年の懲役刑に直面する可能性があったが、より罪が重い住居侵入窃盗と軽窃盗での起訴を取り下げることを条件に、軽犯罪である不法侵入を認め、1年間の保護観察と500ドルの罰金を支払うことに合意。1年間の執行猶予付きで90日程度の懲役刑が言い渡され、さらに、アルコール摂取を控え、精神的な治療を中心とした更生努力を継続することにも合意したと、米Varietyは伝えている。

 報道を受けて、エズラの弁護士は、「エズラ・ミラーは今朝、バーモント州高等裁判所において軽犯罪不法侵入の罪を認め、裁判所の課す条件を受け入れました。エズラは、このプロセスを通じて信頼と忍耐を与えてくれた裁判所と地域社会、そして、精神的な健康を保つために不可欠な存在である家族や友人から受けた愛とサポートに感謝したいと述べています」という声明をVarietyに提供した。

 なお、バーモント州で起こした事件はエズラの問題行動のひとつにすぎない。2022年3月にハワイのカラオケバーで居合わせた客に暴力を振るい治安びん乱やハラスメントの容疑で逮捕されたエズラは、その約3週間にイスを投げて女性を負傷させた容疑で逮捕された。また、当時12歳だった活動家のトカタ・アイアンアイズを“洗脳”し、アルコールや薬物を与えて非行に導いたとしてトカタの両親から訴えられているほか、別の未成年とその母親からもハラスメント行為を受けたとして告発されている。

 一連の騒動については、フロントロウの記事「エズラ・ミラーのグルーミング疑惑や薬物使用、『ザ・フラッシュ』の今後はどうなってる?」でまとめている。(フロントロウ編集部)

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