ファンの心を震わせたマックス
Netflixが誇る大ヒットドラマ『ストレンジャー・シングス』は現在制作中のシーズン5が最終章。2022年に配信開始となったシーズン4では、イレブンの現在と過去が繋がる展開となり、映像と音楽がシーンを盛り上げ、ファンの心を鷲掴みにした。
興奮度が高いシーズンだったが、そのなかでもファンを涙させたのが、マックス。彼女の苦悩や闘い、イレブンとの友情は物語の鍵だった。彼女は、シーズン5でどうなるのかが全く予想できないキャラクターのうちの1人だが、演じたセイディー・シンクはただ1つ、マックスの運命についてこう願っているよう。米トーク番組『The Tonight Show』でこう明かした。
「彼女に目覚めてほしい」
多くのファンの願いを口にしたセイディー。しかし彼女によると、その発言の裏にはこんな思いがあったよう。「またギプスを着なきゃいけないのなら、そのチャプターは終わりにしてほしいです」。セイディーにはファンの思いとは異なるまさかの理由があったが、ギプスで体中が固定されたまま過ごさなければいけないのは、確かに大変。「ただ寝てるのは簡単な仕事ではありますけどね」とのこと。
ちなみに、『ストレンジャー・シングス』シーズン4のおかげでリバイバル大ヒットを記録したケイト・ブッシュによる「Running Up That Hill(神秘の丘)」。マックスがヴェクナに負けないように選んだ曲であるため、もちろん、人々の間では“セイディーの曲”でもある。
そのため、街中でその曲が流れると人々が彼女のほうに注目してしまうそう。例えばセイディーが最近、友人と一緒にドイツのベルリンにある小さなカフェで過ごしていたところ、「Running Up That Hill」が店内BGMとして流れ始めて店員から大注目を浴びてしまったそうで、すこし残念ながら彼女にとっては出て行く合図の曲になってしまっているという。しかし、ドイツでもすぐに顔と曲が結びつけられるほどとは、シーズン4がどれだけの大ヒットだったかが分かる。
最終章となるシーズン5でマックスは、果たしてどのような運命をたどるだろうか。
(フロントロウ編集部)