アメリカのアメリカ合衆国退役軍人省長官に、ゲイであることを公表しているジェームズ・ボンド氏が指名された。(フロントロウ編集部)

ジェームズ・ボンド氏がゲイとして初の退役軍人省長官に

 ウィスコンシン州のトニー・エバーズ知事は、アメリカ合衆国退役軍人省ウィスコンシン州部署の次期長官として、ジェームズ・ボンド氏を指名した。ボンド氏はゲイであることを公表しており、オープンリーゲイである人物が長官になることは初めてのこととなる。

 これまではメアリー・コラー氏が務めていたが、彼女の引退に伴い、ジェームズ・ボンド氏が指名された。

 彼は1983年から88年にかけて海軍に所属し、負傷した退役軍人であり、2010年に退役軍人省に入省。2019年に事務次官に任命され、このたび、長官として指名された。ジェームズ・ボンド氏は指名にあたり、このような声明を発表した。

 「軍隊においてキャリアを築き、この国、ウィスコンシン州、そして退役軍人の仲間たちのために奉仕してきました。退役軍人省ウィスコンシン州部署の長官として努力を続け、退役軍人のおかけで得ることができた恩恵や貢献を届け、軍人の物語を語り、その貢献を称えるために、72の国と11の地域にいる退役軍人の支持者たちとともに働きます。私たちが共にあれば、ウィスコンシン州の退役軍人やその家族のために、より良い未来を築いていけるでしょう」

(フロントロウ編集部)

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