『RRR』監督、ハリウッドの巨匠が「追いRRR」をしていることを知った反応がキュートすぎる

『RRR』がハリウッドでも大人気に

　映画『バーフバリ』のＳ・Ｓ・ラージャマウリ監督によるインド映画『RRR』が、世界で大旋風を巻き起こしている。イギリス植民地時代のインドを舞台に、主人公のラーマとビームが深い絆を築く本作は、第80回ゴールデン・グローブ賞で歌曲賞を受賞。そして舞台裏では、有名監督たちが交流していた。

　今年のゴールデン・グローブ賞ではスティーブン・スピルバーグ監督による『フェイブルマンズ』や、ジェームズ・キャメロン監督による『アバター：ウェイ・オブ・ウォーター』がノミネートされていたため、巨匠たちが会場に集結！　スピルバーグ監督に会ったラージャマウリ監督は、「神に会った!!!」と大歓喜で、両手で自分の頬を挟むキュートすぎる反応を見せていた。

　また、ラージャマウリ監督は『ターミネーター』や『アバター』、『タイタニック』が大好きだと言い、キャメロン監督と会って話した時にも大興奮。しかし、キャメロン監督も『RRR』の大ファンだった！

　ラージャマウリ監督を前にしたキャメロン監督は『RRR』への感動が収まらない様子で、何度も観客に息をのませたどんでん返しやストーリーライン、映像などを絶賛。すると妻のスージー・エイミスも夫がどれだけ『RRR』を好きか伝えるために、キャメロン監督は自分だけで作品を見た後に、好きすぎて彼女にも見せたという“追いRRR”を報告。しかも監督は、映画を見ているスージーの横で作品について語り続けたそうで、スージーが「静かにして！」と怒る一幕もあったよう。

　そんな話を聞いたラージャマウリ監督は満面の笑みで声をあげて笑い、大喜びの様子。会話の最後には、キャメロン監督がラージャマウリ監督の耳元で、「もしここ（ハリウッド）で映画を作りたいということがあるのなら、話しましょう」と伝えていた。

　とはいえ、ラージャマウリ監督であればアメリカで作品を作らなくとも、今後も彼のインド映画は世界を席巻していくだろう。

（フロントロウ編集部）