「ゲームとは何か?」というお題に海外ゲーマーたちはこう回答した


マイクロソフトのゲームブランドであるXboxのツイッター公式アカウントが、世界のゲーマーたちに向けて、「ゲームとは何か?」という問いを発信。価値観が多様化する現代において「深い」とも取れるその問いに、Twitterユーザーの関心が集まった。
テレビゲームをプレイする目的を問う投稿が話題に
Xboxの公式Twitterアカウントが、「ゲームとは何か?」という問いをツイートした。シンプルだが考えさせられるその問いに、Twitter上では多くの反響が寄せられている。

以下が、ゲーマーたちからの回答とそれに対するXbox側のリアクション。
ゲームとは「逃避と冒険」
Xbox:まったく新しい世界を訪れ、想像力を膨らませるですって?はい、ぜひお願いします。
ゲームとは「楽しむのためのもの」
Xbox:楽しくなければ、本当にゲームをしているとは言えないですよね。
ゲームとは「ストレス発散」
Xbox:あるいは、新しいタイプのストレスを生み出すこともあるかもしれません。
ゲームとは「知識」
Xbox:どんなランボルギーニよりも良いですよね。
ゲームとは「リラックス、ストレス解消、子どもとの時間、ノスタルジー」
Xbox:全回答、正解です。高得点。
ゲームとは「チャド(※)のためのもの」
Xbox:なお、違う名前の方でもゲームを楽しむことは可能です。チャドである必要はありませんが、チャドであっても問題ありません。
※チャドは自信がありモテる男性を指すインターネットスラング。
ゲームとは「猫のためのもの」
Xbox:この世界は猫の世界で、私たちは住まわせて貰っているんですもんね。
最も多かった回答は? Xboxもこの回答を支持
2000万人以上のフォロワーを持つXbox公式アカウントの問いに対して、最も多かった回答が、ゲームは「みんなのためのもの」という回答。
多数派だった「みんなのためのもの」という回答は、Xboxも気に入っていったようでこうリアクションしている。
ゲームとは「みんなのためのもの」
Xbox:みんな(ピースマークの絵文字)
ゲームとは「誰でも、全員のためのもの」
Xbox:これ以上ないくらい、素晴らしい言葉です。
ゲームとは「みんなのもの。たくさんの人の想像に合わせてたくさんのゲームが作られていて、すごい」
Xbox:(すべてを)想い描くのが難しいくらい、日々、美しいゲームの世界が生み出されていますよね。本当にすごいことです。
「教育」から「仕事」まで、多様化するゲームの存在意義
「ゲームとは」と考えて、「娯楽のためでしかないんじゃ?」と思う人もいるかもしれない。一人で暇つぶしのためにプレイしたり、複数人でわいわい盛り上がったりと、楽しみ方は人それぞれとはいえ、テレビゲームに娯楽としての側面が強いのは確か。しかし最近では、テレビゲームをプレイする目的が、娯楽の範疇に収まらない多様化を見せているのも事実なのだ。
たとえば、「世界で最も売れたゲーム」として有名なマイクロソフトの『Minecraft(マインクラフト)』は、教育への活用が模索されている。自由度の高い「サンドボックス(砂場)」型のゲームであるMinecraftは、発想力・創造力を養うことに利用でき、「レッドストーン」という回路を組むことのできるアイテムを使って、プログラミングの学習をすることもできる。マイクロソフト側もこういった需要を認識しており、教育向けの『Minecraft Education Edition』を提供している。

マインクラフト
また、まだまだ人数は少ないかもしれないが、ゲームを生活のための「仕事」としてプレイする人も現れ始めている。野球やサッカーのように、ゲームを興行として捉える「eスポーツ」のプレイヤーたちだ。

eスポーツ
日本eスポーツ連合によると、2021年の国内eスポーツ市場規模は78.4億円であり、2025年には約180億円まで成長することが見込まれているという。企業によるスポンサーやストリーミングの規模は年々増しており、今後、一大産業として確立されることもあり得る。一昔前には想像もできなかったことだが、「ゲームが仕事になる時代」は既に来ているのだ。(フロントロウ編集部)