ウォルト・ディズニーのそっくりさんと会ったミッキーの反応
「夢の国」として世界中の人たちから愛されるディズニーランドの創設者で、ミッキーの生みの親でもあるウォルト・ディズニー。亡くなってからすでに50年以上経っているので、生前の姿は知らなくても、アメリカだけでなく日本のディズニーランドにもある同氏とミッキーのブロンズ像を目にしたことがあるという人は多いはず。
そのウォルト・ディズニーのコスプレイヤーとして広く知られるビル・バーンズ氏が、昨年11月のDapper Day(※)にウォルト・ディズニーに扮してカリフォルニア州アナハイムにあるディズニーランドを訪れたときのエピソードが感動を呼んでいる。
※カリフォルニア、フロリダ、パリのディズニーランドで春と秋の年2回、開催されているファン主催の非公式イベントで、古き良き時代のレトロファッションに身を包んでディズニーランド開園当時の雰囲気を味わうことを主な目的としている。
バーンズ氏がディズニーランドを訪れたときの映像や写真は、瞬く間にSNSで拡散され、とくにミッキーとハグをする姿が大きな話題を呼んだ。
バーンズ氏によると、この“ウォルト・ディズニーとミッキーの再会”は、キャストのおかげで実現したものだったという。後日、アメリカの朝の情報番組『Good Morning America(原題)』に出演したバーンズ氏は、ミート&グリートを担当するキャストに引き止められ、ミッキーと特別な時間を過ごすことができたと語った。
「ミッキーは立ち止まって、私のことをじっと見つめていました。そうこうしていたら、ミッキーのほうからハグをしてくれたんです。(ディズニーランドにいる)キャラクターがゲストとするハグとしては長いほうだったと思います。極めて純粋なものでした。その様子を見ていたキャストは圧倒されている様子でした。あとでわかったのですが、舞台裏でキャストの何人かが『ウォルトがパークにいる』と言っていたそうです」
ちなみに、バーンズ氏は2023年春のDapper Dayに、今度はフロリダ州オーランドにあるウォルト・ディズニー・ワールドに行くことを計画しているそう。(フロントロウ編集部)