ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドにもうまもなくオープンする新エリア「スーパー・ニンテンドー・ワールド」で乗れるマリオカートのアトラクションに設けられたサイズ制限にザワザワ…。(フロントロウ編集部)

アメリカ人男性の多くがマリオカートのアトラクションに乗れない?

 米カリフォルニア州ロサンゼルスにあるユニバーサル・スタジオ・ハリウッドに、現地時間2月17日、新エリア「スーパー・ニンテンドー・ワールド」がオープンする。同エリアがオープンするのは、日本のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)に続いて2番目ということもあり、アメリカにいる多くの任天堂ファンを喜ばせているが、「マリオカート ~クッパの挑戦状~」に設けられたサイズ制限が一部の人たちをザワつかせている。

 USJにもある「マリオカート ~クッパの挑戦状~」は、任天堂の人気ゲーム『マリオカート』の世界をテーマにしたアトラクションで、実際にカートに乗ってコースを走ったり、ゲームと同じくこうらを投げて敵を撃退したり、リアルなレース体験ができる。

画像: アメリカ人男性の多くがマリオカートのアトラクションに乗れない?

 『マリオカート』はアメリカでも人気で、アトラクションに乗れるのを楽しみにしているファンも多いが、「マリオカート ~クッパの挑戦状~」には身長制限だけでなくサイズ制限があり、「ウエストが40インチ(約101センチ)以上の人は乗れない可能性がある」と米The Wall Street Journalをはじめとする複数のメディアは伝えている。アメリカでは男性の平均ウエストサイズが40インチを超えている(※)ため、体型が理由で乗ることができないゲストが出てくることは十分ありえる。現地では、一般的なアメリカ人男性は乗れないとして報じられている。
※2015~2016年の全米健康・栄養調査(NHANES)によると、男性の平均ウエストサイズは40.2インチ(102.1cm)。

 ちなみに、米Hey Orlandoによると、アメリカのユニバーサル・スタジオでは「ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー」や「リベンジ・オブ・ザ・マミー」といった他のスリル系ライドでも同様の制限が設けられているそうで、「マリオカート ~クッパの挑戦状~」だけが特別厳しいというわけではないよう。

 ウエストのサイズに関する警告が書かれている乗り物のなかには、実際にはもっと余裕があるものもあれば、そうでないものもあるといい、“長時間並んだのに乗れなかった”ということがないように、リベンジ・オブ・ザ・マミーには、列に並ぶ前に乗れるかどうかを確認できるテスト車両があるそう。(フロントロウ編集部)

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