コストコで2メートル超えの巨大なクマのぬいぐるみを売っている理由をコストコのCEOを明かした。(フロントロウ編集部)

コストコの巨大なクマのぬいぐるみはファンページができるほど大人気

 国内外の商品や食料品などをお得にたくさん買うことができるとあって、日本でも大人気の会員制倉庫型スーパーのコストコ(Costco)。そんなコストコで多くの会員をトリコにしている商品のひとつが、人間よりもデカい2メートル超え(※正確には約236センチ)の巨大なクマのぬいぐるみ。

画像: コストコの巨大なクマのぬいぐるみはファンページができるほど大人気

 普段、コストコでよく目にするクマのぬいぐるみは約134センチなので、大体2倍くらいの大きさがある。価格は39,800円(オンライン価格)で、通常はオンラインで販売しているため実店舗でお目にかかることはほとんどない。この巨大なクマのぬいぐるみは、海外ではFacebookなどでファンページができるほどの人気ぶりで、インスタグラムでは「#CostcoBear」で2万件以上の投稿がある。

 人気なのはわかったが、そもそもなぜコストコで巨大なクマのぬいぐるみを売ろうと思ったのか? 米Yahoo Financeのインタビューに応じたコストコのCEOクレッグ・ジェネリック氏は、「ショッピング・エクスペリエンス(購買体験)を高めるため」だと説明する。

 「(巨大なクマのぬいぐるみは)ワクワクするようなアイテムでブランドをパワーアップさせるという手段のひとつです。私も孫のために買って、わざわざオーストラリアから持って帰ってきました。最初に販売したのがオーストラリアだったんです。(社員に)もっと色んな場所で手に入るようにする必要があると言いました。というわけで、このクマは5、6年ほど存在しています」

 実際、この巨大なクマのぬいぐるみは売れており、SNSなどで画像が拡散されることによって宣伝の役割も果たしているので、大成功といったところだろう。(フロントロウ編集部)

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