ある少女が着たかったのは、プリンセスでなく王子の衣装! ビビディ・バビディ・ブティックでの経験に多くの人が笑顔に。(フロントロウ編集部)

ディズニープリンセスでなくプリンスに

 マジカルな世界観のディズニーは、映画だけでなくテーマパークからクルーズラインまで、実際の経験を通しても多くの子どもたちに夢を見せてきた。そしてそこでは、ジェンダーステレオタイプにとらわれなくても良いのだ。ウォルト・ディズニー社が所有する5隻の豪華客船によるディズニー・クルーズラインのうち、2022年に登場した最新のディズニー・ウィッシュを楽しんだ家族の経験談が素敵だと話題になっている。

 ディズニー・ウィッシュが登場した直後に、11歳の娘リリアと一緒にクルーズを楽しんだというジェシカ。船には、子どもたちがプリンセスになるためのビューティサロンであり、日本のディズニーランドにもあるビビディ・バビディ・ブティックがあったため、リリアもディズニーキャラクターになることにしたそう。

 リリアは過去にもプリンセスの衣装を着て楽しんだことがあったそうだが、今回は、サロンに入る前から選んでいた衣装が。それは、王子のコスチューム! リリアはジェシカに、女の子でも王子の衣装を選べるのかと質問したそうで、母は娘に「自分が選びたいものを選べば良い」と伝えたという。

 しかし一方で、リリアはヘアセットやメイクもしたかったそうで、王子の衣装を着る場合にはそれがないという理由で、一旦は『アラジン』のジャスミン王女のコスチュームを着てみたという。ジャスミンを選んだ理由は、ドレスでなくパンツルックのプリンセスが彼女しかいなかったからだそう。

画像1: ディズニープリンセスでなくプリンスに

 とはいえ、そう簡単に情熱は消えない。やっぱり王子の衣装を着たいと思ったリリアは、メイクの途中でジェシカに、「ママ。これでなく王子になりたい」と力強く伝えた。そして最後には、王子の衣装に身を包んで満面の笑みに!

画像2: ディズニープリンセスでなくプリンスに

 女の子でも王子の衣装のデザインが好きな子はいるし、男の子でもプリンセスの衣装のデザインが好きな子はいる。リリアは当時11歳で、ビビディ・バビディ・ブティックを利用するのはこれが最後だったそう。そこで自分のしたいキャラクターになれたことは、彼女にとって素晴らしい思い出になったはず。ジェシカはTikTok動画で、「あなたを幸せにするものなら何でも」というコメントを添えた。

 動画のコメント欄には、王子の衣装に身を包んだリリアの笑顔や堂々とした姿に喜ぶ声が殺到。また、ビビディ・バビディ・ブティックに王子の衣装があることを知らなかった人もおり、その点に感動する声や、ブティックに娘だけでなく息子も連れていきたいといった意見もあがっていた。

(フロントロウ編集部)

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