トム・クルーズが『トップガン マーヴェリック』で稼いだ報酬
日本での累計興行収入が136億円を突破し、令和に日本で公開された実写映画としてはNo.1の興収を記録するなど、“追いトップガン”をしに映画館へ足を運ぶファンが後を絶たず、ここ日本でも大ヒットとなっているトム・クルーズ主演作『トップガン マーヴェリック』。
Netflixでの配信が3月9日よりスタートするなど、まだまだ『トップガン マーヴェリック』の人気は続きそうだが、現時点で、主演のトム・クルーズは莫大な報酬を稼ぎ出している。同作は全世界での興行収入が14億ドルを突破して、歴代12位の興行収入となっている。
それだけに、トムは報酬として莫大な金額を受け取ると見られている。Varietyは昨年の時点で、トムがチケットの売り上げや、元々のギャラ、ホームエンタテイメントのレンタル、ストリーミングサービスなどの収入を総合して、1億ドル(約136億円)を受け取ることになると見込んでいた。ちなみに、これは全世界興行収入がまだ12億ドルだった頃の見積もりであるため、現在はこの数字からさらに増えている可能性がある。
同作にプロデューサーとしても参加しているトムだが、その働きぶりから、業界内でもこの高額報酬は“妥当”だと考えられているよう。Varietyによればハリウッドでは長年にわたってスターの報酬は2,000万ドル(約27億円)というのが慣例だったそうだが、「ほとんどの俳優は報酬に見合いませんが、トムや、それからおそらくドウェイン・ジョンソンは、そのサラリーに相応しいです」と、あるスタジオの重役がVarietyに語っていることからも、それだけトムは結果を出し続けているということ。
ちなみに、米Forbesによればトムは同作の大ヒットもあって、俳優としてのキャリアで稼いだ報酬が10億ドル(約1,360億円)を突破したという。7月21日(金)には、こちらも大人気シリーズの最新作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』の公開が控えているが、Varietyによればトムはこの作品でも、『トップガン マーヴェリック』と同様の契約を結んでいるといい、さらに生涯報酬を増やしそうな予感。(フロントロウ編集部)