セレブの美しいメイクを支える“お直しコスメ”
映画祭やアワードなどのビッグイベントの中でも、無数のフラッシュとともに注目を集めるレッドカーペット。そこで豪華絢爛なドレスと合わせて披露されるメイクは、その後トレンド入りするほど注目を集めるため、常に美しくフレッシュな状態をキープすることが求められる。
一方で、パフォーマンスやスピーチなど長時間行われるイベントのなかで、セレブたちがどのように美しいメイクをキープしているのか、気になっている人もいるのでは?
そんななか、これまで数多くのセレブを手がけてきたメイクアップアーティストのローレンが、レッドカーペットに行く際にセレブに持たせているという“お直しコスメ”を自身のインスタグラムでシェアした。
セレブに合わせて“お直しコスメ”をカスタマイズ
ローレンによると、グラミー賞やアカデミー賞などの大規模なレッドカーペットのメイクを担当する際は、それぞれのクライアントに合わせて“お直しコスメ”を作っているという。
お直しコスメとしてローレンがセレブに持たせているのは、当日のメイクに使ったリップコスメ、コンシーラー、パウダーファンデーション、そして絆創膏の4つ。
つくり方はとても簡単だそうで、はじめに小さめのジッパー付きビニール袋、丸型のアクリルケース、アイシャドウチップ、三角形のパウダーパフを用意する。
次に、丸型のアクリルケースのなかに当日のメイクに使ったリップとコンシーラーを入れて蓋をし、ジッパー付きビニール袋のなかに入れる。このとき、クライアントの指先が汚れないようにアイシャドウチップも一緒に入れているそう。
ファンデーションのお直しには、三角形のパウダーパフにパウダーファンデーションを直接つけたものを用意。ちなみにルースタイプのパウダーファンデーションだと粉落ちしやすいため、プレストタイプを使うことが多いそう。
最後に、クライアントが万が一ケガをしても目立たないように、小さめの絆創膏に肌色と同じパウダーファンデーションをつけて色味を調整し、ジッパー付きビニール袋にいれたら完成!
ローレンいわく、これならレッドカーペット用の小さなバッグにも入りやすく、すぐにお直しができるのでクライアントからも喜ばれているそう。お出かけする際にメイクポーチがかさばって困っているという人は、ぜひプロのテクニックを参考にしてみては。(フロントロウ編集部)