ドラマ『THE LAST OF US』の最終回に登場したアンナ。彼女を演じた人、なにか見覚えがある…?(フロントロウ編集部)

 ※この記事には、ドラマ『THE LAST OF US』最終回のネタバレが含まれます。

『ラスアス』最終回に“あの人”が出演

 アメリカではHBO Max、日本ではU-Nextで見ることが出来る『THE LAST OF US』は、2013年にリリースされたPS3の大ヒットゲーム『The Last of Us』を実写ドラマ化した作品で、ゲームファンからも、ドラマファンからも非常に高い評価を受けている。

 アメリカでの視聴者数は最終回前の第8話で810万人に達し、シーズン2の制作もすでに決定済み。そんな高いクオリティを誇る本作が、最終回でファンを満足させる要素を組み込んでいないわけがなかった。

 最終回では、ゲームでは姿が描かれたことのないエリーの母親アンナが登場。彼女がエリーを出産する前後が描かれ、アンナの思いや、彼女とマーリーンの友情に涙が溢れる展開となった。そしてこのアンナを演じた俳優の正体を知ると、より泣ける…。というのも、彼女は、ゲーム版でエリーを演じてきたアシュレー・ジョンソンその人!

 アシュレーの出演は以前から発表されていたが、その役は隠されていた。そしてドラマの公式SNSアカウントは、最終回放送の約1週間前に「アンナ」というキャプションだけを添えて彼女の姿を公開。すぐにその役どころを察したファンからは、「アシュレー・ジョンソンが同じキャラクターを2度生み出すのを見られるのは、とても素晴らしい」といったコメントが寄せられていた。

アシュレー・ジョンソンもアンナ役に感激

 そして、エリーの母親アンナを演じることは、アシュレーにとっても感慨深いことだったそう。彼女が米Deadlineのインタビューで語ったところによると、ゲームの声優やモーションキャプチャーの俳優がドラマで出演オファーを受けるのは、あまりない話だという。そのため、クリエイターから出演オファーを受け、実際に出演した経験は大きな思い出になっているよう。

 「ニール(・ドラックマン)からメールをもらって、『クレイグと話していたんだけど、君にやってほしい。エリーのママを演じたい?』と。そしてもちろん、すぐに大泣きしました。私は『本気?オーマイゴッド』って感じで。
 不安でしたが、このキャラクターに命を吹き込み、エリーの生存のために闘う最初の人になるのはとても幸せです。その重なりは私にとって消えないものです。この世界とこのプロジェクトは私とってとても重要で、10年来のものですから、それについて考えるといつでも感傷的になります」

 また、ドラマでエリーを演じたベラ・ラムジーには、会った瞬間に自分と似たところがあると感じ、ベラを守りたいと感じたという。じつは、ベラに会うまで、合っていると感じる俳優には出会っていなかったというアシュレー。しかしベラを見た時には、本物のエリーと出会った感覚に陥り、後ずさりするほどだったという。米Colliderのインタビューで、「ベラが私の子どものように感じる時もありますし、私たちには非常に似た癖があるんです」という絆も明かした。

 ドラマにはアシュレーの他にも、ゲームのジョエルことトロイ・ベイカーがジェームズとして、トミーことジェフリー・ピアースがペリーとして出演。また、アビー役のローラ・ベイリーは最終回で手術室の看護師としてカメオ出演している。

画像: 左からトロイ・ベイカー、アシュレー・ジョンソン、ベラ・ラムジー、ペドロ・パスカル。

左からトロイ・ベイカー、アシュレー・ジョンソン、ベラ・ラムジー、ペドロ・パスカル。

(フロントロウ編集部)

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