テイラー・スウィフトが最新ツアー“ザ・エラ・ツアー(The Era Tour)”をスタート。ツアーに併せた10色のネイルに込められた意味がさすがテイラーだった。(フロントロウ編集部)

テイラー・スウィフトの10色のネイルに込められた意味

 テイラー・スウィフトが米現地時間3月17日から最新ツアーとなる“ザ・エラ・ツアー(The Era Tour)”スタートさせた。このツアーは、現在から過去の「音楽を巡る旅」をテーマにしたものになっているのだが、テイラーがリハーサルの時点から公開していたネイルが注目を集めている。

 テイラーといえば、“イースターエッグ”(音楽などに何かのヒントになるような情報を忍ばせること)の名手として知られ、アルバムなどのリリース前には必ずといっていいほど何かしらの匂わせをしてきたが、今回、現時点までのキャリアの集大成となるツアーをスタートさせるにあたって、ネイルにもイースターエッグを忍ばせていた。

 テイラーがリハーサルの模様をSNSに投稿した際にアップした写真がこちら。

画像: ©️Taylor Swift/Instagram
©️Taylor Swift/Instagram

 テイラーの10本の指にはそれぞれに違うカラーのネイルがついているのだが、これが、彼女がこれまでにリリースしてきた10枚のアルバムそれぞれを時系列で表しているとして話題になっている。

 左手は小指からターコイズブルー色がセルフタイトルのデビュー作、金色が『フィアレス』、紫色が『スピーク・ナウ』、赤色が『レッド』、ティール色が『1989』を表現。右手は親指から黒色が『レピュテーション』、ハートのついたピンク色が『ラヴァー』、灰色が『フォークロア』、ベージュ色が『エヴァーモア』、ラベンダー色が最新作『ミッドナイツ』を表現している。

画像: ザ・エラ・ツアーのステージには、部屋がそれぞれのアルバムをイメージしたライトに照らされている、家のセットも登場する。

ザ・エラ・ツアーのステージには、部屋がそれぞれのアルバムをイメージしたライトに照らされている、家のセットも登場する。

 テイラーは“ザ・エラ・ツアー”というタイトルの名の通り、ツアーでは3時間以上におよぶ長時間のステージを通して、これまでにリリースしてきた10枚すべてのアルバムから楽曲をパフォーマンス。アルバムのセクションごとに衣装を変えてパフォーマンスを行なっているのだが、衣装のようにすぐに変えることができないネイルも、最初から10色を塗っていることで、どのセクションの衣装にもフィットするという効果が。既に行なわれた2公演では、リハーサルの時とは指に塗る順番を変えているようだが、ネイルでアルバムを表現することは徹底されているよう。

 ちなみに、見た目も鮮やかなこのネイルは既にスウィフティー(テイラーのファン)の間でトレンドとなっていて、TikTokなどのSNSにはテイラーと同じく10色のネイルをした指の動画や写真をファンが続々とアップしている。

(フロントロウ編集部)

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