自宅でワックス脱毛をするなら、どんなことに気をつけるといい?失敗を防ぐ、簡単なコツを専門家が明かした。(フロントロウ編集部)

ワックス脱毛を自宅で取り入れる場合の注意点

 ハチミツや砂糖をベースとした粘度の高いワックスを肌に塗ってから剥がすことで毛を処理する「ワックス脱毛」は、近年日本でも高まっている脱毛方法。自宅で行なえるキットもECサイトなどで豊富に販売されているので、手軽に取り入れることができる。

画像: ワックス脱毛を自宅で取り入れる場合の注意点

 ワックス脱毛は毛を根元から抜くことができるため、セルフでの処理方法の中では、カミソリや除毛クリームを使った処理にくらべてムダ毛が気にならない期間が長いのが特徴。そのため処理してもすぐにポツポツと生えてくるのが気になる、旅行に向けてツルツルにしたいという人にぴったり。

 そんなメリットの多いワックス脱毛だけれど、自宅で取り入れるなら注意したいポイントも。失敗を防ぐちょっとしたコツをご紹介。

毛を1cmほどまで伸ばした状態で行なって

 ワックス脱毛を取り入れる場合、気をつけないといけないのが毛の長さ。毛が短すぎるとワックスを使っても抜けないため、ある程度伸ばしてから取り入れる必要がある。

画像: 毛を1cmほどまで伸ばした状態で行なって

 その目安についてブラジリアンワックスブランド「Nads」をプロデュースするナタリー・イスミエルは、「最低でも7mm~1cm程度まで伸ばしてからワックス脱毛を取り入れるようにしてください」と米Popsugarでアドバイス。

 ちなみに長すぎてもうまく処理できないため、毛が長い場合は1~2cmほどにカットしてから行なうことが大事だそう。また毛の長さにあまりにも差があるのも抜けにくい原因になるため、できるだけ均一に揃えるのも失敗を防ぐコツだそう。

ワックス前には角質をオフすることも大事

 ワックスでキレイに毛を抜くためには、準備として角質ケアを取り入れることも大事なステップ。

画像: ワックス前には角質をオフすることも大事

 ナタリーは、「肌の上に汚れや油分、余分な角質があると毛穴がふさがり、抜けにくくなります。そのためあらかじめ角質をオフしておく必要があります」と説明。ボディスクラブなどを使って、角質ケアをしてからワックス脱毛を取り入れるよう勧めた。

部分的にうまく抜けなかった場合は?

 ワックス脱毛では、一度でうまく抜けない部分もある。そうなるともう一度ワックスを塗って再挑戦したくなるが、これも注意が必要。

画像: 部分的にうまく抜けなかった場合は?

 ナタリーは、「うまく抜けなかった部分は、ピンセットなどで抜くのがベストです」と話し、何度も同じ場所にワックスを塗るのは避けるようにとアドバイス。なぜなら肌に負担がかかり、炎症を起こす可能性があるからだという。とくに肌が赤くなっている場合などは、できるだけ1回だけにして、残った分は部分的にピンセットを使うのが得策だと明かした。

生理中のワックス脱毛は避けて

 デリケートゾーンのワックス脱毛に限らず、どのパーツであっても生理中は避けるべきだという。その理由についてナタリーによると、生理中は肌が敏感になりやすいから。刺激を感じやすく炎症も起こりやすいため、できるだけ生理中以外のタイミングで取り入れるのがベター。

画像: 生理中のワックス脱毛は避けて

 またアルコールやカフェインを摂取した状態でワックス脱毛を取り入れるのもNG。痛みを感じやすくなってしまうため、とくに直前にはコーヒーやお酒は飲まないようにする必要があるそう。

アフターケアもお忘れなく

 ほかの脱毛方法でもアフターケアは欠かせないけれど、とくにワックス脱毛ではアフターケアが大切。これを怠ることで、埋没毛になりやすくなったり肌が過度に乾燥してしまったりといったトラブルのもとに。

画像: アフターケアもお忘れなく

 アメリカの大手ワックスサロンEuropean Wax Centerでラーニング プログラム マネージャーを務めるジーナ・ペタクは、「ワックス脱毛を取り入れた後はかなり乾燥しやすくなるため、ボディクリームやボディオイルを使ってしっかりと保湿してください」とアドバイス。直後だけでなく、翌日以降も保湿を徹底することが大事だそう。

 セルフでのワックス脱毛で覚えておきたいポイント。春夏に向けてワックス脱毛に挑戦したいなら、ぜひ参考にしてみて。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.