ディズニーランドのゲストに医師が警鐘を鳴らす
TikTokにアップされた動画がきっかけで、昨年、アメリカのディズニーランドやディズニーワールドにあるイッツ・ア・スモール・ワールドやスプラッシュ・マウンテン、カリブの海賊などの水系のアトラクションで“水に足を突っ込む”という行為が一部のゲストのあいだで流行。数週間で沈静化したものの、その様子を収めた動画はいまだに大きな反響を呼んでおり、最近になって足を専門とする医師が警鐘を鳴らした。
Doctor DanaまたはFoot Doc Danaの名でTikTokをやっているポダイアトリスト(足専門医)のデイナは、イッツ・ア・スモール・ワールドで水に足を浸ける様子を撮影した“バズり動画”を見て、「やめなさい」と警告。足の健康によくないと注意を促した一方、「私にとっては、患者さんが増えていいけど(笑)」とユーモアも忘れなかった。
米Inside The Magicによると、ディズニーランド/ディズニーワールドにある水系のアトラクションの水は飲めるほどキレイではないという。また、ボート型のライドに乗って水上を進むアトラクションでは、水面下に電気部品や金属製の線路があり、むやみに水の中に手や足を突っ込むのは危険だとしている。
TikTokには有益な情報も多くあるが、心配なトレンドの発信源にもなっていて、最近では、カリフォルニア州アナハイムのディズニーランドに隣接するカリフォルニア・アドベンチャーにあるフリーフォール型のアトラクション「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー − ミッション:ブレイクアウト!」に、シートベルトを外して乗車する“危険な乗り方”を推奨する動画が拡散され、ディズニーがアトラクション内部に「シートベルトをしっかりと締め、ウエストに密着させてください。指示に従わない場合は、退園していただくことがあります」という注意書きを追加した。(フロントロウ編集部)