『エスター ファースト・キル』でエスターの母親を演じたジュリア・スタイルズが『オーメン』との経験の違いを語ったコメントと、本編の場面写真を独占解禁。(フロントロウ編集部)

『エスター』や『オーメン』で悪魔のような子の母を演じたジュリア・スタイルズ

 2009年に公開され、巧妙かつ驚きのラストで話題となったカルトホラー『エスター』。そんな作品の主人公の少女エスターはいかにしてサイコパスへと覚醒したのか…。前日譚を描く『エスター ファースト・キル』が、3月31日より全国公開となる。

 物語は2007年に起こる。4年前に6歳で行方不明となったオルブライト家の愛娘エスターが、なんと保護された。10歳になって戻ってきた娘のエスターは聡明で才能豊かで、昔以上のパパっ子。しかし母親は気がついた。この娘が別人だということを。4年前のエスター失踪事件に隠されたオルブライト家の秘密とは一体なんなのか…!?

画像1: 『エスター』や『オーメン』で悪魔のような子の母を演じたジュリア・スタイルズ

 本作では、『エスター』において当時12歳で主演を務めたイザベル・ファーマンが、23歳(※撮影時)にして10歳のエスターを再演! そして母親トリシアをジュリア・スタイルズが演じた。

 ジュリアは、2006年にリメイク版『オーメン』でも悪魔の子を養子に迎える母親を演じており、彼女によると2つの役どころには類似点もあるが、一方でトリシアには観客の心を惹きつける一面もあるよう。

 「『オーメン』では、子どもを愛したいと思いながらも、その子に恐怖心を抱いてしまう母親を演じたのですが、確かに似たところがあると思います。愛しているはずなのに、何か違和感があって、なかなか繋がることができない。彼女は、何が問題なのか、はっきりと指をさすことができないのです。そこには確かに並行関係があります。でも、『エスター ファースト・キル』では、トリシアはずっと受け身でいるわけではありません」

 彼女がそう語るとおり、本作でトリシアはエスターに反撃に出る。解禁された場面写真には、トリシアが何者かに包丁を突きつける場面も。

画像2: 『エスター』や『オーメン』で悪魔のような子の母を演じたジュリア・スタイルズ
画像3: 『エスター』や『オーメン』で悪魔のような子の母を演じたジュリア・スタイルズ

 また、トリシアというキャラクターは、エスター役のイザベルにとっても興味深い人物だったそうで、彼女は、「私にとってエスターとトリシアの関係は、おそらくエスターの中で最も興味深い関係だと思います。エスターは女性との関係があまり良くないと思いました。だからジュリアと私は、すごく楽しいゲームのように演じることができたし、ブレントも自由にやらせてくれたので、シーン毎にいろいろ試すこともできました」という。また、イザベルはジュリアのファンだったそうで、「私は昔からずっとジュリアのファンだったんです。毎日、キャラクターになりきって彼女と仕事をするのは、すごくクールなことでした」と話した。

 エスターの過去、オルブライト家の秘密が暴かれる。『エスター ファースト・キル』は3月31日に全国ロードショー!

(フロントロウ編集部)

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