たんぱく質を摂るベストなタイミング
筋肉づくりはもちろんのこと、肌や髪、爪にも欠かせないたんぱく質は、近年とくに注目を集めていて、高たんぱくを謳った製品を見かける機会が多くなっている。
これほど重要なたんぱく質だけに、せっかく取り入れるなら効果的なタイミングで摂取したいもの。1日のうちのどのタイミングに摂取するのが望ましいのか、栄養士のアドバイスをご紹介。
3食でバランスよく取り入れることが大事
たんぱく質の理想的な取り入れ方について教えてくれるのは、登録栄養士や管理栄養士の資格を持つステファニー・サッソス氏。サッソス氏は、「たんぱく質は、1日を通して均等に摂取することが大事です」と米Well+Goodで説明。
朝にたくさん摂ったり、夜にたくさん摂ったりするのではなく、各食事でたんぱく質をバランスよく取り入れるのが理想的だという。なぜならたんぱく質は摂取してもそのまま分解され続け、体内に蓄えることができないから。
サッソス氏は、「朝昼晩と毎食しっかりとたんぱく質を摂ることで、途切れることなく吸収することができます」と明かした。
どんな食品から取り入れればいい?
たんぱく質を効率よく取り入れるには、1日を通して均等に摂取するだけでなく、どんな食品から取り入れるかも重要。サッソス氏はプロテインドリンクやバー、サプリメントなどの加工食品に頼りながらも、必ず食材からもたんぱく質を取り入れることが大事だと説明。
サッソス氏は、「動物由来、植物由来にかかわらず、たんぱく質が豊富な食材の多くはビタミンやミネラルも一緒に摂取できて、添加物なども含まれていないため、栄養的に優れています」と明かし、肉や魚、卵、豆、乳製品、キヌアといった食材からも摂取するようアドバイスした。
栄養士が教えるたんぱく質の理想的な取り入れ方。その量だけでなく、摂取するタイミングも意識してみて。(フロントロウ編集部)