ディズニーランドがモンスター客に厳格な対応
中国にある上海ディズニーランドで、キャストに喫煙を注意されて逆ギレしたゲストの男性が出入り禁止を言い渡される出来事があった。上海ディズニーランドでは、日本の東京ディズニーランドやアメリカのディズニーランド及びディズニーワールドと同様に、指定された場所以外は禁煙となっている。
SHINEによると、男性は喫煙所以外のところでタバコを吸っていたそうで、それを目撃したキャストが注意をしたところ、大声を上げて謝罪を要求したという。キャストが謝罪をしたあとも喫煙を続けたため、キャストが警察に通報。駆けつけた警察官に声をかけられた男性は、わざと地面に倒れて妨害するという暴挙に出た。
なお、ちょうど昼間のパレードが行われる時間だったが、男性が倒れた場所がパレードのルートだったこともあり、安全を考慮してすべてのパフォーマンスが中止となった。
今回の騒動について上海ディズニーランドは声明を発表し、「キャストに対する暴言や、キャストやゲストの安全、パークの正常な運営に影響を与える行為は一切認めません。必要な場合は法的措置をとります。昨日、パレードのルートで騒動を起こしたゲストは再度の入園を禁止され、彼の行動は警察によってさらに調査されるでしょう」と、問題のゲストを出禁処分にしたことを明かしている。ちなみに、このゲストが言い渡されたのが期限付きでの出入り禁止なのか、ディズニーファンのあいだで“極刑”として知られる生涯出入り禁止なのかはわかっていない。(フロントロウ編集部)