安全性のリーダー、ボルボが新たな安全機能を発表
ボルボは小型電動SUV「EX30」のティザー映像を公開し、この新しい小型SUVについて、今後数週間にわたって詳細を伝えていくと告知したが、その第1弾の情報が公開された。
安全性能において、つねに自ら定める最上の安全要件を満たしてきたことでも知られるボルボは、街中での安全性を新たなレベルへ引き上げるべく、ドア・オープニング・アラートを搭載することを発表。
交通量の多い市街地では、車のドアが不意に開いて自転車の進路に入ってしまうことが自転車事故の大きな要因となっており、この種の事故は、都市によっては報告される自転車事故の5分の1にも及ぶ。CyclingUK によると、英国だけでも毎年平均60人が車のドアとの衝突によって死亡または重症を負っているという。
このような事故を減らすために、ボルボ「EX30」はドア・オープニング・アラートを搭載し、通行中の自転車や他の交通利用者の前でドアを開けようとすると、映像と音声で警告してくれる。
最先端の保護安全性能
ドア・オープニング・アラートは、ボルボ「EX30」に搭載された安全空間技術の1つであり、電気自動車の小型SUVに高い安全基準を適用したことを示すものになる。「EX30」は街中での安全性向上を目指し、特に交通量の多い都市環境で人々を守ることを目的とした技術で設計されている。
また、街中では、交差点での事故を回避するための新機能「交差点自動ブレーキ」を搭載し、前方を他の車が不意に横切った場合、自動ブレーキシステムで車を停止させ、衝突の回避や軽減をサポートする。
タイトルなどで新機能とうたっているので、「交差点自動ブレーキ」も追加いただきたいです。
ボルボのセーフティセンターの責任者であるオーサ・ハグランドは、「私たちは以前から、車が歩行者や自転車と同じ空間を共有する都市環境での安全性に注力してきました。ボルボEX30で、私たちは街中での安全性を次のレベルに引き上げ、快適なドライブのための完璧なパートナーでありながら、都市の交通量が多い道路でも、あなたや、周囲の人たちを守る小型SUVを作り上げました」と述べている。
ボルボの電気自動車の小型SUV「EX30」は、2023年6月7日のワールドプレミアで発表される予定。
(フロントロウ編集部)