基本的にマスカラ下地は必要!
マスカラ下地とは、マスカラをする前にまつげに塗ることで、マスカラの効果を最大限に引き出す化粧下地のこと。
メイクアップアーティストのアンドリュー・ベラスケスいわく、マスカラ下地とひとことに言ってもさまざまな役割があるそうで、「マスカラ下地の目的は多種多様です。自まつげに栄養を与えたり、マスカラと一緒に使ったときに(マスカラが)ダマになるのを防いだり、ボリューム感を出したり、長さを出したりしてくれます」と米Makeup.comで説明。
また、マスカラ下地によっては“ウォータープルーフ処方”もあるため、できるだけ上向きまつげを長持ちさせたい人にはマストアイテム。ほかにも、マスカラ下地は「単体」でも使うことができ、とくに繊維入りのマスカラ下地なら、ナチュラルに自まつげを長く見せることも可能。
そのため、美しい上向きまつげをつくりたいのであれば、マスカラ下地を使ったほうが断然メリットは多いそう。
とはいえ、マスカラ下地によってはまつげが白っぽくなるものや、メイクが落としにくいものもあるため、マスカラ下地を使うかどうかは、自分のメイクスタイルに合わせて使い分けたほうがいいともアンドリューは言う。
マスカラ下地のおすすめの使い方
そんなマスカラの効果を高めてくれるマスカラ下地だけれど、じつは“塗り方次第”で、より美しいまつげに仕上がるそう。アンドリューいわく、マスカラ下地を上手に使いこなすポイントは大きく分けて2つ。
1つめは、自まつげの根元までマスカラ下地を塗らないこと。アンドリューいわく、マスカラ下地を根元から塗ってしまうと、まつげのキワに液体が溜まり、マスカラがダマになる原因になるそう。マスカラ下地を使うときは、なるべく根元は避け、まつげの中央から毛先にかけて塗ると、キレイなまつげに仕上がるという。
2つめは、マスカラを塗る前にマスカラ下地をしっかり乾かすこと。とくにカールキープに特化したマスカラ下地は、マスカラ液が乾いたときに形状記憶するため、乾く前にマスカラを塗るのはご法度。アンドリューは、「マスカラ下地を塗った後は、少なくとも30秒は待ってからマスカラを塗ることをオススメします」と話し、マスカラ下地が完全に乾いてからマスカラを塗るようアドバイスした。
美しい上向きまつげを叶えてくれるマスカラ下地。必ずしも必要というわけではないけれど、マスカラ下地を使ったほうがメリットは多いので、より印象的な目元を作りたい人はぜひ取り入れてみては。(フロントロウ編集部)