お腹が張るのを防止するちょっとした習慣
「腹部膨満感」と呼ばれるお腹の張りは、とくに女性に多い悩みのひとつ。常にお腹が張っているなど慢性的かつ深刻な場合は、さまざまな疾患や病気が関係していることもあるが、多くの場合は食生活などの生活習慣が原因と言われている。
そんなお腹の張りを防止するコツを、海外の専門家がレクチャー。お腹が張りやすいなら知っておきたい、その心がけとは?
よく噛んで食べる
しっかり噛んで食べることは、お腹の張りを防ぐために欠かせないポイント。
認定ヘルスコーチであり、腸と食事に関する多くのベストセラー著書を手掛けてきたロビン・ユーキリス氏は、「食べ物をしっかり噛まないと、お腹への負担が増え、不快な膨満感やガス溜まりなどの消化器症状を引き起こす可能性があります」と米Who what wearで説明。お腹が張るのを防ぎたいなら、時間をかけてゆっくり咀嚼するようアドバイスした。
プロバイオティクスを積極的に摂取
お腹の張りと大きく関係しているのが腸内環境。良好な腸内環境をキープするため、プロバイオティクスを積極的に摂取することが大切。
米国認定統合栄養ヘルスコーチのケリー・ホーグ氏は、「腸内の悪玉菌が増えると、膨満感などの問題が起こりやすくなりますが、プロバイオティクスを取り入れることで悪玉菌にアプローチでき、お腹が張りにくくなります」と説明。
キムチやヨーグルトなどプロバイオティクスが豊富な食品のほか、サプリメントを取り入れるのもオススメだそう。
日常的に運動を取り入れる
じつは運動不足も、お腹が張りやすくなってしまう原因のひとつ。
管理栄養士のアマンダ・ホルツァー氏は、「運動不足が続くことによって消化機能が低下し、お腹が張りやすくなることがあります」と話し、日常的に体を動かすことをオススメ。運動の内容は、軽いウォーキングやヨガなどでもOKだそう
お腹が張るのを防ぐちょっとしたコツ。お腹が張りやすいなら、ぜひ参考にしてみて。(フロントロウ編集部)